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プロレスラーは死なないでもらいたい

ここのところ、プロレスラーの訃報が続きました。ビッグバン・ベイダーが亡くなったかと思えば、マサ斎藤も亡くなりました。NHKの「クローズアップ現代+」で新日本プロレスが取り上げられるなど、プロレスに対する評価が上向いている中、実に残念なことです。

無茶を承知で声を大にして申し上げたいのですが、プロレスラーは死んではいけません。死なないでいただきたい。「プロレスラーはすごい!」という夢と希望を持ち続けるためにも、ずーっと生きていてもらいたいのです。もちろん、自分自身が年をとるように、プロレスラーが年をとるのはわかります。年相応でよいので、プロレスのリングの上で闘ってもらいたいのです。

橋本真也、三沢光晴、冬木弘道、ハヤブサ、ミスター・ポーゴ、私が週刊プロレスを毎週買っていたときに、じゃんじゃか活躍しまくっていたレスラーですが、残念ながらすでにみなさん亡くなられています。今も元気でいたら、第一線ではないかもしれないけれど、ファミリー軍団と悪役商会の試合のような、のほほんとした試合で楽しませてくれたかもしれません。

橋本真也、三沢光晴、ビッグバン・ベイダー vs 冬木弘道、ハヤブサ、ミスター・ポーゴの6人タッグマッチが見られるのなら、6人がリングの上に立っているのを見るだけできゅんきゅんすることでしょう。何としてでも、生きていて欲しかった。

別に強くなくてもいいのです。大仁田厚が設立したFMWという団体で、第一級身体障害者で重度の糖尿病患者であったミスター珍というレスラーがいました。もともと、力道山率いる日本プロレスに入団し、下駄を凶器に戦う悪役レスラーだったのですが、大仁田厚に請われて60歳を超えてからリングに復帰して、孫のような年のレスラーと小競り合いをしていたのですが、高齢であろうとも、病気であろうとも、プロレスラーとしてリングに立つミスター珍は最高にかっちょよかったのです。

死んでしまっては、リングに立つこともできません。私は昔の強かった時の姿を偲びたいわけではありません。どんな姿であろうとも、リングに立つプロレスラーが大好きなのです。ですので、繰り返し言いますが、プロレスラーは死なないでもらいたいのです。合掌。