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酢豚にパイナップルがダメならいっそ豚を入れなければよい

何を思ったのか知りませんが「酢豚にパイナップルがダメならいっそ豚を入れなければよい」との考えに至りました。なぜ、このような考えに至ったのかを説明するのもかったるいので、伝説のプロレスラー、ザ・デストロイヤーのことを書いてお茶を濁します。

プロレスの歴史上、マスクマンとして初めてヘビー級でトップまで駆け上がっためちょんこ有名な選手です。力道山との足4の字固めの攻防を知らない人はいないと思います。令和に生まれた赤ちゃんでも知っています。レフェリーが試合を止めてもなかなか足4の字固めが外れなかったのですから、ものすごい力だったのでしょう。

そんなデストロイヤーですが、どういうわけかレコードを出しています。『デストロイヤーの楽しいクリスマス』といって、アメリカ人のデストロイヤーが日本語でクリスマスソングを歌うというシュールなもの。YouTubeで検索したら聴くことができますので、気になる方は一度聴いてみてください。良くも悪くもアメリカ人が日本語で頑張ってクリスマスソングを歌いましたという感じでしかありません。

ご本人が楽しそうなので良いのですが、なぜ「デストロイヤーにクリスマスソングを歌ってもらってレコードにしたら売れる!」という企画が通ったのか、気になって仕方がありません。発売されたのは1974年ですから、45年も前のことです。当時のプロデューサーが40歳だとしたら、もう85歳ですよ。ご存命かどうかはわかりませんが、レコードを発売するに至る経緯はしっかりと記録に残しておいてもらいたいものです。

当のデストロイヤー本人は今年の3月に家族に見守られながら、88歳で亡くなりました。外国人レスラーではあるものの、特にヒールという位置付けでもなく、みんなから愛されるステキなプロレスラーであったように記憶しています。

ちなみに、デストロイヤーのマスクは女性用のガードルを奥さんがお裁縫でマスクにしたそうです。ほっこりしますね。合掌。