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クレーマーは代弁者なので大切に扱わねばならない

『クレイマー、クレイマー』という映画をご存知ですか。

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ダスティン・ホフマンが主演の映画ですが、あいにく私は観たことがありません。なんといっても、クレイマーが2人もいたら収集がつかない。と、ここまで書いて気がつきました。クレーマーじゃないんだ、クレイマーなんだ、この映画は。そして、私が頭に思い浮かべているのはまぎれもなくクレーマーです。

「なによ!このじゃがいも!しなびているじゃない!」

みたいないちゃもんつける人のことです。八百屋だけではなく、多種多様なところでクレーマーというのは出没します。セルフのガソリンスタンドで安いからという理由でガソリン車に軽油をぶちこんで「走らなくなったじゃない!」と大騒ぎするようなのはクレーマークレーマーとして認定すべきでしょう。「昔は金利が高かったのに、今の定期預金の金利は低すぎるわよ!」と銀行の窓口で怒鳴り散らすのもクレーマークレーマーとして認定してもよいと思います。

ひどいのになると、料理屋で周りの人たちにも聞こえる大声で「まずい!」とか言いますからね。クレーマークレーマーオブクレーマーです、あんなのは。

ただ、クレーマーというのは裏を返せば、その店のファンなのです。期待が高いからこそ、叱咤激励の意味を込めて、キツいことを仰るのです。本当に嫌いであれば、そもそも店に来ませんし、来たとしても何も言わずに立ち去ります。一方で、あえて苦言を呈するクレーマーという人たちは、他の人たちの代弁者でもあるわけです。クレーマーだからといって、嫌そうな表情を見せてはいけません。相手が何を求めているのか、それに対して何ができるのか、どうすれば満足して頂けるのか。真剣に考えなければなりません。それが、顧客満足につながっていくのです。

みたいなアホなことを言う馬鹿がいますが、クレーマーなんてのはボットン便所に叩き落として、じっくりと熟成させたうえで、バキュームカーでじゅるると吸い込んでしまえばよいのだ!何がクレーマーは消費者の代弁者だ!代弁者なものか、大便でしかないわ!ボケ!と、大騒ぎしたくなるので、自分がクレーマーにはならないように気をつけたいと思っております。合掌。