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【M&A】「のれん」が大変なことになる

のれんというのは、日本の会計基準では最長20年で焼却していくのですが、国際会計基準(IFRS)では、今まで焼却しなくてもよかったのです。

それはもう当然のことで、焼却なんかしてしまうと燃えてなくなってしまうのです。

「いよっ、今日もやってるね」

と言いながらのれんをくぐると、なんとなく通っぽいのですが、残念ながら私はそのような行きつけの店というものがありません。

高校生の頃は行きつけの薬局があって、毎日立ち寄っては栄養ドリンクを買って飲んだくれるという素行がいいんだか、悪いんだか、さっぱりわからぬ青春時代を過ごしたものです。別に体育会系のクラブに入っていたわけではありません。ただ、なんとなく栄養が欲しくて、薬局に通っていたのです。

冗談はこのくらいにして、のれんに関しての会計基準の変更というのは、9月14日の日経新聞の1面に載っていたニュースなのですが、結構大きなニュースです。なんといっても、日経新聞の1面に載っているぐらいですから、大きなニュースと言えないこともないと思います。過去において、大阪スポーツの1面で「マイケルジャクソン、鼻もげた」という記事が掲載され、かなりの物議を醸しましたが、それぐらいにものすごいことだという認識なのです。知識をひけらかすようで申し訳ないのですが、知らない人も多いと思いますので書いておきますと、新聞の1面に載っている記事は得てして大きいニュースであるということを知っておいて損はありません。

せっかくなので、のれんとは何か説明しておきます。例えば、とある会社を買ったとします。会社の持っているものを全部片っ端から売ったら1000万円になるとして、この会社を1500万円で買い取ったら、1500万円から資産分1000万円を引いた500万円をのれんと言います。どうして1000万円の会社を1500万円で買うかというと、ブランドとか、販路とか、ノウハウとか、目に見えない付加価値がいろいろとあるからです。

話がややこしくなるので、のれんの話は置いておいて、稀勢の里の下の名前は「寛」で、「ゆたか」と読むことを覚えておきましょう。合掌。