ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

断続テレビ小説「くうふく」

平成30年度後期のNHKの連続テレビ小説「まんぷく」が10月1日から始まります。今回はチキンラーメンを生み出した日清食品創業者の安藤百福とその妻の半生をモデルにしたお話です。長谷川博己が好きな私は、そこそこ楽しみにしていたりします。

www.nhk.or.jp

ぐわぐわ団も連続テレビ小説……ではなく、断続テレビ小説を考えたので、ここで発表したいと思います。それより、連続の対義語が断続ということを初めて知り、よく「断続的に雨が降る」と天気予報で言っているのを聞いても、いまいち意味が理解できずにもんにょりしていたので、今回きちんと理解ができてよかったです。

本音を言うと、まだきちんと理解しているわけではありません。断続という言葉のもつ語感と意味がしっくりきていないのですが、四の五の言っても仕方がないので、話を先に進めます。 

断続テレビ小説「くうふく」は、 山口良忠とその妻の半生をモデルにしたお話です。と言っても、山口良忠って誰?と思う人がほとんどだと思いますので、Wikipediaの記述を引用させて頂きます。

山口 良忠(やまぐち よしただ、1913年11月16日 - 1947年10月11日)とは、日本の裁判官。佐賀県杵島郡白石町出身。太平洋戦争の終戦後の食糧難の時代に、闇市の闇米を拒否して食糧管理法に沿った配給食糧のみを食べ続け、栄養失調で餓死した事で知られる。

山口良忠 - Wikipedia

清廉潔白であることを良しとし、コンプライアンス(法令遵守)が声高に叫ばれている現代社会において、法律を守ることとはどういうことかを根本的に考えなおす野心作となっております。 

「闇米など死んでも食わん!」

「本当に死ぬから食べて!」

「いや、ワシは食わん!」

食糧管理法違反で起訴された被告人を担当しはじめ、配給食糧以外に違法である闇米を食べなければ生きていけないのに、それを取り締まる自分が闇米を食べていてはいけないのではないかという思いに苦悩する山口。どうにかして何かを食べさせようとする妻。そんなふたりの心の葛藤を鋭く描いていきます。

……書いていて、本当にドラマ化できるんじゃないかと思ってしまいました。合掌。