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ハブとマングース

インドネシア政府が首都ジャカルタ郊外の海上に新たなハブ空港を作るようです。

日本は対抗してマングース空港を作らねばなりません。マングース空港とは何かというと、ハブ空港が増えるのを抑えるために外資の力で空港を作るのです。

ぶっちゃけて言うと、今の関西国際空港みたいなもんです。

昨今のインバウンド需要とLCCの攻勢により、どうにかこうにか息を吹き返したところはありますが、LCCができるまでは散々な状態で、南海特急ラピートは空気を運んでるし、関西から世界中に行けると豪語していたはずが、次々と路線が廃止となり、アメリカに行くにも関空から成田経由で行かねばならなくなっていたり、本当によくここまで持ち直したなというのが正直なところです。

だってさ、大阪市内の中心地(梅田)からやたら遠いし、今回も台風のせいでタンカーが橋にぶつかった影響で空港に行く手段がなくなってさ、電車が開通するまで神戸空港に船で脱出するしか方法がなくなったり、なんやかんやと不便なんすよ。南海はまだいいとして、JR阪和線に至っては、止まらないことのほうが多いぐらいのすかたんな路線やし、特急はるかは過密ダイヤを縫って走るせいで、並走する車に追い抜かれる始末です。LCCが使う第二ターミナルはバスを使わないと行けないし、バスで10分かかるし、正直めちょんこ不便なんすよ。那覇空港のLCCターミナルも大概不便ですし、やったらめったら安普請ですが、関空の第二ターミナルは輪をかけて不便なんす。LCCだから我慢せえ、ええ思いしたかったらおぜぜたんまり払ってJALかANAにでも乗りなさいみたいな傲慢な感じが見え隠れどころか、見え見えなんす。

そりゃまあ、今の関空は半分おフランスの資本が入ってますから仕方ねえのかもしらねえけど、フランス人ももうちょっと本腰入れて、堺のほうまで動かすとか、どうせ使ってない夢洲ぐらいまで動かして便利にするとか、万博なんて夢洲なんかでせんと、アゼルバイジャンですりゃええんじゃ!大阪万博は1970年に終わっとるんじゃ、何を今さら万博やねん、そんなに万博したかったら西成の三角公園で盛大にやらかしたらええねん。そのほうがずっと大阪アピールできるのではないかと考えます。合掌。