ぐわぐわ団

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人はパンのみにて生くるにあらず

「人はパンのみにて生くるにあらず」と言います。マタイによる福音書第4章に書かれている言葉です。

この言葉の後ろには「神の口から出る一つ一つの言葉による」と続いており、食べるだけではなく、神様の言葉に従い、信心深く生きなさいという意味なんだとか。

いきなり、宗教のサイトみたいな書き出しですが、ご安心ください、ここはぐわぐわ団のサイトです。「人はパンのみにて生くるにあらず」という言葉に対して、そんなことはない!人はパンのために生きるのだ!と熱く語りたいと思います。

パン屋さんは、パンのために生きています。美味しいパンを焼くために、日々努力しておられます。昨日のパンより今日のパン、今日のパンより明日のパンが美味しくなるように、パンのことで頭がパンパンのはずです。そんな熱い気持ちを持っているパン屋さんに対して「人はパンのみにて生くるにあらず」などとうっかり言おうものなら「パンのために生きて何が悪い!」と激怒されるに違いありません。いくら聖書に書かれていようとも、パン屋さんの熱い気持ちを抑えることは不可能です。

パンが好きで好きで仕方がない人もたくさんいらっしゃいます。寝ても冷めてもパンのことを考えて、三食パンというパンマニアも、私の知っている限り100人はいます、たぶん。いると思います、知らんけど。信憑性はゼロですが、このようなパンのことで頭がパンパンのパンマニアに対して「人はパンのみにて生くるにあらず」などとうっかり言おうものなら「パンのために生きて何が悪い!」と憤慨するに違いありません。パン屋さんと同様、いくら聖書に書かれていようとも、パンマニアの熱い気持ちを抑えることは不可能です。

ややこしいことは言わずとも、美味しいパンは人を幸せにしますし、このパンのために生きている!と思わせてくれます。「人はパンのみに生くるにあらず」の逆を突き進み、パンのために生きるという生き方もあるんですよと、みなさまには是非知っておいて頂ければと思います。ただし、キリスト教を信じている人たちを敵に回すつもりはありません。それより、自分自身でも何が言いたいのかよくわからないのが問題です。合掌。