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姉ちゃん瓶ビール!

おそらくお上品な人生を歩むであろう私にとって、一言も口にすることない言葉の筆頭が「姉ちゃん瓶ビール!」なのです。もちろん、「姉ちゃん=瓶ビール」なのではなく、「(私はビールが飲みたいので)(従業員の)姉ちゃん、瓶ビール(を持ってきてください、後できちんとお金を払います)!」という意味です。

居酒屋などでよく聞く言葉ではあるのですが、私は以前、回転寿司屋さんでこの言葉を耳にして、さすがにちょっとそれはどうよと思った経験があります。同様の経験をされている方がいらっしゃいましたら是非、姉ちゃん瓶ビールを聞いたサークルを作りたいと思いますので、どこで、いつ、どのような「姉ちゃん瓶ビール!」を聞いたかを原稿用紙800枚程度にまとめていただき、ご応募頂ければ幸いです。応募頂いたからといって、特に何もありません。

姉ちゃん瓶ビールを聞いたサークルは会員数5億人を目指し、サークル員を募集中です。よろしくお願いします。

話は変わりますが、街かど屋という定食屋さんをご存知でしょうか。基本、ごはん食べ放題で定食をいただくことができる、なかなかにリーズナブルな定食が売りのチェーン店です。ここでは、最初に食券を買い、店員さんにその食券を渡して注文をするスタイルとなっております。

ここまではよろしいでしょうか。

つまり、食券を買って、店内に入り、テーブルに座った時点ですでに自分が何を食べるかは決まっているのです。にも関わらずですよ。

テーブルの上にメニューが置いてあるのです。今から、チキン南蛮定食を食べるんだけど、カキフライ定食も魅力的だから追加でカキフライ定食を注文するなんて豪傑はなかなかいません。チキン南蛮定食を頼むとごはん食べ放題、カキフライ定食を追加で頼むとこちらもごはん食べ放題、すなわち意図せずごはん食べ放題が2倍となります。

ここで数学の問題なのですが、∞×2=∞です。「∞」は無限大を表すマークで、ぼのぼのの口の部分ではありません。つまり、もともと無限大なのに、さらにパワーアップして無限大2倍みたいなことをしても、結論としては無限大なのです。界王拳2倍とはわけがちがいます。

要するに、メニューは何のためにあるの?という謎だったのですが、結論は簡単で、次に来る時に何を頼もうかを考えるためではないかと推測しました。お料理が運ばれてくるまでのスキマ時間に、次に来るときは何を注文しようか考えるためのメニューなのです。だからどうしたという話です。そんな先のことを考えずに、まずは目の前の定食を楽しむべきではないのですか!

メニュー見るのは楽しいので大好きです。合掌。