この記事がぐわぐわ団に掲載されるのは29日ですが、書いているのは12月24日の月曜日です。昨日掲載した記事に書いてあるのですが、NHKに行ってきました。
そこで８Ｋの映像を観てきました。ものすごく綺麗でした。
それはそれとしまして、帰りにバスに乗って帰ってきたのですが、後ろに座ってきたのが、びっくりするぐらいに大阪のおばちゃん二人組で、酒焼けしまくったような重低音が特徴の野太い声でがっつんがっつん会話するのです。会話の合いの手「いやー！」「あらー！」がバズーカ砲のように私たちの頭を打ち抜きます。そして、聞きたくなくても会話は機関銃のように撃ち込まれてきます。ノイズキャンセリングのイヤホンもおばちゃんの声は容易く貫通してくるので全く役に立ちません。逆に、おばちゃんの声だけを選り分けてしまうので、被害が拡大する一方です。私の持っている唯一無比のハイテク防御兵器がこんなことでは、誰も勝つことはできません。
窓の向こうに映る風景を見ながら本能のままに交わされる会話の一言一句が、聞きたくなくても耳に入ってくるのは、実に厳しいものがあります。
「村本建設や！ここに集金に来たことあんねん！なんかフダを渡されてな！それ持って待ってたんよ！もう10年以上前やったかな！ごっつい負債抱えて倒産したんやで！」
文章の最後の全てに「！」が付いているような話し方でゴンゴン機関銃を打ち込んできます。この時点で、私のHPはすでにマイナスどころか虚数になっています。
そして、よくわかりませんが、村本建設を調べてみると、確かに1995年に5000億円を超える負債を抱えて倒産しています。おばちゃんが言っていることもあながちデタラメでもないなと思いながら、10年以上前どころか、今は2018年なので23年も前の話です。ただし、10年以上前という範囲には23年前も含まれますので、間違いではありません。
バスが渋滞に巻き込まれて、気がついたら30分近くは経っていたでしょうか。NHKで見た８Ｋの映像など、記憶から吹き飛んでしまいました。合掌。
