「キミは僕の爪の垢でも煎じて飲めばいいんじゃないかな?」
たぶん、言われたらイラっとくる言葉の一号生筆頭・剣桃太郎じゃなかろうかと思われるフレーズをいろいろと考えてみようと思います。
「言われたことをするぐらいなら誰でもできるんだ。自分で考えて動かないとダメだろう!おい、勝手に動くな!」
世の中には、やたらと自己啓発の本が平積みされていますが、だいたいこんな感じだったりするのでイラっとくることが多いです。
こないだツイートしましたが、歯は抜くなと言った舌の根も乾かぬうちに長生きインプラントです。どっちやねんなという感じで、何となくイラっとします。「初診料10万円の歯医者が予約待ち3ヶ月になった理由とは?」という副題も「なんやねん、その初診料10万円ってぼったくり価格は!なめとんちゃうぞ!」と思ってしまってイラっときます。歯は抜くなと命令された挙句に金持ち自慢ですよ、イラっとしないほうがおかしいです。そのうえ、本の印税でがっぽり儲けようとは、どれだけ金の亡者か。恥を知れと言いたいです。
横の『治す!うつ病、最新治療』という本のタイトルも『治す!』というアグレッシブさがめっちょこイラっときます。特に「!」ビックリマークですよ、頑張れ!と言われているみたいに思えてきて、イラっとくるのです。
「怒るなと言っているだろうが!ばかもん!」
最近はアンガーマネジメントといって、怒りをコントロールするという方法が脚光を浴びています。アンガーマネジメントなどと横文字を使われるとわけがわからなくなってイラっとしますが、それはそれとして、アンガーマネジメントの講師にさっきの言葉をぶつけられたら、さすがにイラっとくると思うのです。
イラっとくるということは、相手の言い分とこちらの言い分が食い違うから出てくる感情です。相手を理解すればイラっとくることもなくなるかと思いますが、なんでわざわざ相手のことを理解しないといけないのでしょう。そう考えるとイラっとします。合掌。