ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

それが大事?

流行歌の歌詞にいちゃもんをつけていく、まるで人生幸朗・生恵幸子のぼやき漫才のようなことをしてしまおうという、大人気ないぐわぐわ団です。先日は「アスファルトに咲く花」に対して、一般社団法人日本アスファルト協会まで持ち出して、生物学的にアスファルトに花が咲くわけないだろう!と一喝してしまいました。実に大人気ない。

そして、本日取り上げるのは、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」です。

歌詞をそのまま書き写すのは、はてなブログではNGですので、要点だけ書きますが、この歌、ダメになりそうなときには「負けない」「投げ出さない」「逃げ出さない」ことが大事だと主張しています。泣いてもいいけど「負けない」「投げ出さない」「逃げ出さない」この3つは厳守せよと。

冗談じゃない!

ダメになりそうなときは、「わざと負ける」、「無責任と言われようと投げ出す」、「徹底的に逃げる」、そしてとにかく自分の身を守らねばならないのです。「負けない」「投げ出さない」「逃げ出さない」などという根性論など害悪でしかありません。「負けない」「投げ出さない」「逃げ出さない」の行き着く先は「一億玉砕」です。太平洋戦争における日本軍のスローガンと何ら変わるものではありません。

メンタルがやられているときに「頑張れ!」「負けるな!」「最後まであきらめるな!」と言われたら、ぶっちゃけ逆効果です。メンタルがやられていないときでも「そんな根性論いらんわ!」と逆ギレするかもしれません。根性論が時代遅れというか、時代にそぐわない考え方になってきているのではないかと思います。

ぐわぐわ団として、ダメになりそうなときはどうアドバイスするべきか。

とりあえず、ダメになろうとアドバイスしようと思います。ダメになったからといって、ダメになることが悪いことではありませんし、ダメになるんだったら仕方がない。とにかく、ダメになって、ラクになるほうがよいのです。ダメになればラクになります。ダメなんだからできなくて当然だし、逆に何かできたら目立ちますから。不良がちょっと良いことしただけで「かっこいい!」って女子がキャーキャー言うのと同じです。

ダメだからこそ輝けることもあるのです。でも、ないかもしれません。ないことのほうが多いと思います。でも、ダメでもいいんだよというのは本心です。ダメになったらダメじゃないんです。ダメになってもよいのです。ややこしいですが、そういうことです。察してください。合掌。