ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

直筆信仰に思うことをつらつらと

りとブログのりとさんの記事を読んで思ったことをつらつらと。

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ぐわぐわ団の朝の4コマ漫画はフォントを使わず、直筆でセリフを書いていますが、アレはただただ面倒だからであって、時間がかからないのであればフォントを使うこともやぶさかではないのです。ただ、今はまだ直書きするほうが早いので、直筆で書いているだけです。直筆のほうが気持ちが入るとか、そんなことはこれっぽっちも考えていません。

私も字を書くのがへたっぴなので、キーボードで何とかなる今の時代がありがたいと思っています。最近はちょっとしたメモを取るのもキーボードを叩いたほうが早いことに気がついて、ますます直筆で何かを書き残すということがなくなりました。ほんの数文字であっても、がちゃがちゃっとキーボードを叩いて書き残すことにしています。ペンを取り出して、紙に書いても、後で読み返すときに「これ、何て書いてあるんだろう?」と解読するのが大変だし、検索はできないし、字を書かなくてもよいのであれば書かないほうがラクなのです。さっき、4コマ漫画のところで書いたこととまるっきり矛盾しているのですが、事実なんだから仕方がない。

鉛筆の持ち方がへんてこなまま義務教育どころか高等教育も修了してしまったのがそもそもの原因だと思うのです。正しい鉛筆の持ち方というのは、上手く字を書くための一番の近道で、昔の人がいろいろと創意工夫してたどり着いた結果であり、へんてこな持ち方をするというのは、過去の叡智を捨てることと同じなのです。そして、その過去の叡智を受け継ぐため、数年前に鉛筆の持ち方を正しました。歯列矯正ほどではないと思いますが、大変でした。しかし時すでに遅し、持ち方を矯正したからといって、すぐに字が美しくなるかといえばそんなことはなく、いまだに榊莫山先生の字を彷彿とさせるような字が紙の上でのたくりまわっているのです。

りとさんが書かれているように、直筆がよいというのは信仰のようなもので、実際に悪筆で人生を過ごしてきた身としては、直筆にこだわる必要は全くないと感じています。ぐわぐわ団の入団にあたり、履歴書を直筆で書く必要は全くありません。テプラを使って頂いても結構ですし、ワープロやタイプライターを使って頂いても構いません。

とはいえ、入団募集なんてしていませんので、本当に履歴書を送らないでください。以上です。合掌。

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