ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

『ほんとに、フォント。』を読みました

『ほんとに、フォント。』という本を読みました。

「フツーのデザインはできるけど、プロが作ったようなオシャレなデザインができない」「何かが違うのはわかるけど、どこをどう修正すればいいのかわからない」デザイン初心者の方のための本です。

新米デザイナーいまいちさんが作った残念なチラシやポスターとベテランデザイナーしゅっと先輩が作ったステキなチラシやポスターを横に並べて、ここはこうしたほうがいいとか、これは悪目立ちしているからダメだとか、実例をもとにして、デザインをするコツがつかめるという構成になっています。

そして、新米デザイナーいまいちさんが作った残念なチラシやポスターが、本当に絶妙なさじ加減で残念なのです。自分でもついついやらかしてしまいそうな感じ。

例えば、これ。

電子書籍を作りたいからといって、表紙だけを先に作ろうとした結果、びっくりするぐらいに素人っぽい表紙ができあがりました。まるで、Kindleで素人が売ってそうな感じの表紙です。実際、素人だし、別にいいやと思ってはいたのですが、この本を読んで、感化されて、こちらになりました。あからさまな宣伝です。

ぐわぐわ団っぽい読んで損する楽しいブログの書き方

ぐわぐわ団っぽい読んで損する楽しいブログの書き方

 

それはそうと、マラソン中継でモロッコの選手が優勝してインタビューを受けているところを偶然目にしたのですが……

モロッコ人に対して、通訳が3人。優勝したモロッコ人が一体何語を話しているのかはわからなかったのですが、とにかく通訳が3人いるという状況だけは何度も何度もアナウンサーの方が説明をしてくれたので、なんだか大変なことになっているなぁと思いました。日本語から英語、英語からアラビア語、もしくはフランス語、そしてベルベル語。たぶん、こんな感じで言葉が伝えられたのではないかと思います。

いきなり、モロッコ人の話になったのでびっくりされたかと思いますが、『ほんとに、フォント。』という本、デザイナーの方であれば面白く読めると思います。残念なことはただ1つ、私がデザイナーでもなんでもないという事実です。合掌。