ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

子どもがテストで99点取ってきたときにどうすべきか

子どもがテストで99点取ってきたときにどういう態度をとるかで、その子の将来が大きく変わります。

「見てみて!99点!」

「それよりお前、誰や?」

相手が赤の他人の子どもの場合、100人中100人が「それよりお前、誰や?」とたずねると思います。向こうにとってもこちらは赤の他人ですし、赤の他人同士、例えテストが99点であっても、別に褒める義理もありません。親であれば「すごい!」とか「やったね!」とか褒め称えるべきでしょうが、赤の他人で「すごい!」とか「やったね!」と馴れ馴れしく接してよいものかどうかがまず疑問です。

「すごい!」とか「やったね!」と褒めた瞬間に親が出てきて「うちの子はすごいんですよ!神の教えを忠実に……」と、「お目覚め」みたいなタイトルのよくわからない本を取り出して、何かしらの勧誘をぶちかましてくる可能性もゼロではなく、やすやすと子どもを褒めてはエラい目にあうかもしれません。実に世知辛い。

赤の他人の子どもがテストで99点取ってきた話で終始してしまうと、本当にわけがわからないので、自分の子どもがテストで99点を取ってきたとして話を進めましょう。まず、確認すべきは何点満点か?という点です。センター試験7科目型で全教科合計で99点だとすれば、残念ですがもう少し勉強しなさいと言うべきです。ちなみに満点は900点です。TOEICも同様です。

そうではなくて、100点満点中99点だったときの話にします。話が進まないばかりか、もはや焦点がぼやけてぼやけて何を言いたいのか自分でもわからなくなっていますので、自分の子どもが、満点が100点のテストで、99点を取ったという条件を揃えたうえで話を進めたいと思います。

絶対に言うべきでない言葉は「もったいない」です。ケニア出身の環境活動家でノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんなら言ってもよいかもしれませんが、ワンガリ・マータイさんでないというのであれば、ワンガリ・マータイさんになるべきです。頑張りましょう。合掌。