ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

正しい怒り方

正しい怒り方、そんなもんありません。

私は人が怒られているのを見るのがめっちょこ苦手です。見ているこっちまでメンタルがやられます。もちろん、怒られるのも苦手です。こちらが悪かろうと、理不尽な言い分であろうと、どっちにしろメンタルが削られます。だから、私自身は怒りません。というより、怒れないんです。怒り方がわからないし、そもそも怒る理由もないし。

 

例えば、なんちゃらペイが使えないからといってレジの人に怒鳴っている人がいたとして、怒鳴ったらなんちゃらペイが使えるのでしょうか。システムダウンであれば、レジの人にいくら怒鳴ったところで何も解決しませんし、自分のうっかりでロックがかかってしまって使えないのだとしたら、レジの人はとばっちりでしかありません。「使い方がわからないから教えろ。何?わからん?なんちゃらペイが使えると書いてあるじゃないか、なんて不勉強なんだ、バカモン!」と怒鳴る人に至っては、自分の不勉強を棚に上げて何を言っているんだろう、となります。実にもんにょり。

怒ってもいいのは後にも先にも「命に関わる」ときだけです。子どもがカエルをひねり潰そうとしていたら大人として全力で怒るべきでしょう。カエルのおしりに爆竹を突っ込んで火をつけて爆発させるなんてむちゃくちゃなことをしていたら「貴様のケツの穴にダイナマイト突っ込んで爆発させるぞ!」と脅してでも怒らねばなりません。

どんな人でも、ケツの穴にダイナマイトを突っ込んで爆発させられたらイヤでしょう。もしかしたら、それが快感だという人がいるかもしれません。実際に爆発するときは死ぬときですが、ダイナマイトの爆発一歩手前のところで尻を水に浸すのが最高のエクスタシーだと言うのであれば、それはもう私は止める術を知りません。私の目の前で失敗して爆発しないでいただければ、それで十分です。

ただ、それは自分で自分のケツの穴にダイナマイトを突っ込むことに対してであって、他人のケツの穴にダイナマイトを突っ込むというのであれば、私は全身全霊をもって怒りましょう。覚悟なさい。合掌。