ぐわぐわ団

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タクシー運がない

先日、このようなツイートを致しました。

窓の端のほうに貼ってあるステッカーには「支払は現金のみ!クレジットカードは使えません!」という、時代に逆行するかのような文言が。個人タクシーでしたから、いちいち電子マネーなんかに対応するのが大変だったのかもしれません。まぁ現金は持っているからいいやということで乗ったら、海は死にますか、山は死にますか、です。今からお仕事に行くというのに、海は死ぬし、山は死ぬし、私自身も気持ちが死にそうになりながら、どうにかこうにか目的地まではたどり着きました。

さて、今日もタクシーに乗らねばならなくなったのです。タクシー乗り場に行くと、クレジットカードも、電子マネーもバリバリ使えまっせ!とアピールしてくるタクシーだったので、キャッシュレス大好きな私としては「よっしゃ!」と思ったのですが、運転手さんがめっちょこ耳の遠いおじいさんで、「◯◯◯駅までお願いします。」とお願いすると、ギリギリまで顔を近づけてきて「どこ?」「◯◯◯駅までお願いします!」「はぁ?」「◯◯◯駅!」「◯◯◯駅でっか?」「そうです!◯◯◯駅です!」と押し問答が始まりました。

前にDiDiを使ったときは若い運転手さんで、いろいろと話をしつつ、カーナビの交通情報もうまく活用しているのか、すいすいと進んで、しかもキャッシュレス。実に快適だったのですが、おじいさんはカーナビなんて見ませんし、自分の知っている道を悠々と走ります。細い道で混んでるし、前にはぼんくらが運転しているでかいワンボックスカーがちんたら走っていて鬱陶しいし、乗りたい電車の時間まで刻一刻と迫っているし、もう気が気でない。

「ここ、右に曲がって、タクシー乗り場のところでおろしてください。」と運転手のおじいさんに話しかけたら、「ここでよろしいでっか!」とメーターを止めるし。電車の時間もあるので、ここで「QUICPayで!」などと言おうもんなら地獄を見るのは火を見るより明らかだったので、現金をべしょっと渡して「お釣り(20円)は結構です!」と言って車を飛び出し、そこそこの距離を走るはめになりました。なんとか電車には間に合ったのですが、とても大変だったのです。タクシー運がない。合掌。