実はこの文章を書いているのが3月26日の21時過ぎなのですが、経済対策として政府が「お肉券」を配るという案があるそうです。この文章をアップする29日には話が雲散霧消してしまって「お肉券」なんて言っても「何それ?」みたいになっているかもしれません。それならそれで結構なのですが、せっかくですので「お肉券」に関して思いの丈をぶつけてみようと思います。
「お肉券」だけではバランスが悪いから「お魚券」も配るべきだといった愉快な噂も聞こえてきますが、どれが本当でどれが嘘だかさっぱりわからない状況です。誰かフェイクニュースの見分け方を教えてください。
Twitterやブログなどを見ていると、この「お肉券」に関して「ベジタリアンにとってお肉券など紙切れにすぎん。これのどこが経済対策だ!」と憤慨される方もいらっしゃれば、「お肉券」なんてもらってもマスクみたいになってしまって、どこにも売っていないなんてことにならないのかしらと心配される方もいらっしゃいます。ベジタリアンではなくても、食事制限などでお肉を食べられない人にとって「お肉券」は無用の長物どころか目の毒でしょうし、もっと言うと比叡山で千日回峰行をされているようなお坊さんに「お肉券」を配るのもどうしたもんかと思います。
しかしながら、ぐわぐわ団としては「お肉券」を配る案を大々的に支持したいと考えます。ただし、条件があります。1枚あたりお肉1キロと交換できる「お肉券」を国民一人当たり1,000枚配布すること、そしてお肉券を自由に誰とでも交換することができること。このようにすれば「お肉券」でお肉を買うこともできますし、車を買うこともできますし、お金に替えることもできます。気がついたら、財布の中には千円札や一万円札ではなく、「お肉券」がどっちゃり入っているなんてことになるかもしれませんが、いつでもお肉1キロと交換できるのでたくさんあっても問題はありません。
和牛1キロで5,000円程度はしますので、なかなか大規模な経済対策になろうかと思いますが、せっかく出たステキな案です。ぜひ実現させて頂きたいと思います。合掌。