『女神転生』というゲームをご存知でしょうか。
私はファミコンの『デジタルデビル物語女神転生』 しかプレイしたことがないのですが、敵の悪魔を仲間(仲魔といいます)にして、しかも悪魔と悪魔を合体させて別の悪魔にすることができます。これがめちょんこおもしろかったのです。
このシステムを相撲にも応用できればいいなと思ったのです。
小兵ながらいろいろな技で大きな力士を翻弄する人気力士の炎鵬と、現役幕内力士最重量の魁聖を合成することで、でかいのにいろいろな技を使いこなせる力士、炎聖が生まれるわけです。
大関経験者でがぶり寄りをさせたら強い琴奨菊と、突っ張りで押す阿炎を合成すれば、近くても遠くても対応できる力士、琴奨炎が生まれます。
そして、炎聖と琴奨炎を合成すれば、最強力士である炎炎の誕生です。パンダみたいな四股名ですが気にしてはいけません。めちゃくちゃでかくて、多彩な技を使えて、突っ張りで遠距離から、がぶり寄りで近距離から、どこからでも攻められるのです。横綱白鵬相手でも互角の勝負を繰り広げることでしょう。
相撲でもこれほどいろいろな想像ができるのです。力士合体システムを相撲だけにしておくのはもったいないことで、プロレスや野球、サッカーなどにも応用してはいかがでしょうか。スポーツに限定する必要もありません。小説家の合体、政治家の合体、料理評論家の合体、なんでもありです。想像するだけなら誰にも文句は言われません。
特に、プロレス好き同士で、レスラー合体させたレスラーを出し合って、どちらが強いかなんて議論をしたら、エラいことになりそうです。ターザン後藤と阿修羅・原を合体させたら、それはそれはシブいけれども強いレスラーになりそうです。わからない人にはちっともわからないかと思いますが、川口春奈と仲間由紀恵を合体させるのと似ているというか、似ていないというか、なんとなくそういう感じだと思っていただければ幸いです。合掌。