セブンイレブンで売っている缶詰です。『オイルごと使えるオリーブオイルさば』です。オイルごと使えるとはどういことか、そもそもオリーブオイルさばとは何か、いろいろと疑問は多いと思いますが、ひとつずつ解決していきましょう。
オリーブオイルさばというのは、そういうさばがいるわけではなく、さばの切り身をオリーブオイルで漬けたものとお考えください。フォアグラのように、出荷するまでとにかくオリーブオイルをごんごんに飲ませたさばではありませんし、オリーブオイルの海で泳がせて養殖したさばでもありません。さばは普通のさばです。たぶん。
そして、とにかくさばの切り身を入れた缶詰の中にオリーブオイルをどばちゃ〜と入れてフタをしてしまったものなのです。魁!男塾でいうなれば、富樫源次が根性で耐えた油風呂のようなものと言えるでしょう。残念なこととして、さばはすでに切り身となり、お亡くなりになっていますので、油風呂に入ったところで、男を見せることはできません。メスかもしれませんが、そのへんはわかりません。はっきり言いましょう。わからないことだらけです。
とにかく、オリーブオイルの中にさばの切り身が入っているのです。缶を開けたら、オリーブオイルがだくだくに入っているのです。そこで、オリーブオイルは別のところにうつして、さばの身は荒くほぐしておかずにします。
さて、コンビニで売っているカット野菜を用意しましょう。さきほど別のところにうつしたオリーブオイルにりんご酢と塩を入れて、ドレッシングを作ります。コショウを入れてもよいでしょう。とにかく、オリーブオイルを使って、ドレッシングを作るのです。そして、カット野菜をお皿に盛り、荒くほぐしたさばの身を添え、さきほど作ったドレッシングをかけて食べます。そうすると、なんとなくカフェ飯っぽいものができあがります。
火を使いませんし、適当に作ってもそこそこ美味しかったです。300円ほどで2人分のおかずができます。これからとことん暑くなる季節、火を使わずにおしゃれな料理を作りたければ全力でオススメ致します。出来上がりの写真撮るの忘れました。合掌。