♪着てはもらえぬセーターを
♪寒さこらえて編んでます
昭和に大ヒットした歌の歌詞ですが、令和の時代、あまりにも重たいとふと思ったのです。今、歌うならこうなるでしょう。
♪着てはもらえぬセーターを
♪ユニクロで買います
誰も寒い中に来てもらえないセーターを編んでも意味がないのです。せめて、ストーブをつけましょう。なぜ、寒さに耐える必要があるのでしょうか。電気、ガスが止められているのであれば、セーターなど編んでいる場合ではありません。毛糸は結構お値段がするので、そのお金で電気代とガス代を支払うべきです。もしくは、まず市役所で生活相談をすべきです。今は夏ですから寒さこらえる必要などありませんが、逆に暑さで死んでしまう可能性があります。冷房は決して贅沢ではなく、命を守るためには必須です。光熱費が払えない時点で命の危険が迫っているので、セーターを編んでいる場合ではないのです。
そして、セーターというのも時代遅れですね。今はニットと言います。もっと言うと、寒いときに着るのはフリースでしょう。セーターでもニットでもよいのですが、手編みのセーターなんてのはなかなかに重たいものです。「ポテトサラダぐらい作れよ」という言葉が一時期話題になりました。しかし、手作りがエラいわけではないのです。「セーターぐらい自分で編めよ」なんて言うボケナスがいたら、ぜひ自分で編んでみろと言いたくなりませんでしょうか。それぐらいに手間がかかるのです。ユニクロに行けば数千円で買うことができます。時間をお金で買うと考えれば、ユニクロで買うのは決して贅沢なことではありません。
今はとにかく効率化の時代です。時間をかけて、手作りをするなんてことをしていたら、いくら時間があっても足りません。お金で解決できることはお金で解決して、余った時間をオセロニアに費やして遊び呆けるほうがよっぽど有意義です。KindlePaperwhiteにぶち込んだまま読めていない本を読むほうがよっぽど有意義です。
りとさんがオススメしていた本を読み始めているのですが、AIのおかげで「仕事」という概念がほぼ失われた時代のお話です。まだ、読み始めたところですが、こんな時代に生まれたかった!と強く思いを馳せているところです。
というわけで、着てもらえないとわかっているセーターを編んでいる場合ではないのです。合掌。