ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

夏うた

今週のお題「夏うた」

f:id:make_usagi:20200808085250j:plain

♪着てはもらえぬセーターを

♪寒さこらえて編んでます

昨日、この歌をげっちょりとディスってしまいましたが、よくよく考えるとAIのおかげで「仕事」がなくなって、することも何もなくなったら編み物が趣味の人はとりあえず着てはもらえぬセーターを編むかもしれないと考え直しました。

となると、時代遅れと思われている昭和の時代の歌がもしかすると遠い未来にはもう一度リスペクトされる時代がやってくる可能性もなくはないのです。

さて、今週のお題は「夏うた」なのです。夏を感じる歌ということで、ほぼ100%の人がTUBEの歌のことを書くことになると思うのですが、TUBEの歌のことではてなブログがあふれてしまうのも面白くないので、ぐわぐわ団では引き続き、着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでますの歌を「夏うた」として話を進めたいと思います。

なぜ、この歌が「夏うた」なのかと申し上げますと、昨今の贅沢のひとつに、冷房をガンガンにきかせた部屋で熱々のお鍋を食べるということがあります。鷹の爪をたっぷり入れたキムチ鍋などを冷房ガンガンの部屋で食べるといった、冷房のない時代であれば狂気とも思える所業が今や普通に楽しめる時代なのです。

つまり、夏だから暑いという固定観念をすでに私たちは捨てているということになります。わけがわからなくなってきましたが、もしかしたら、着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでいる人は、夏に冷房ガンガンにきかせた部屋で自分に酔うためにそのようなことをしていると考えることもできなくはないのです。つまり、夏うた認定することもできる、ということです。じゃあ、なぜセーターなのかというと、夏から編んでおかないと間に合わないからです。夏の暑い最中にユニクロに行くと、すでにフリースやらダウンジャケットなんかが置いてあって「暑苦しい!」と思ってしまいますが、まさにその状態と言えなくもないのです。時代の最先端を行く贅沢を楽しむために、着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでいるとすれば、ちっともエコじゃないですね。自重しましょう。合掌。