歯医者さんに行った帰り道、ひさしぶりにぼんやりと本屋さんをぶらぶらしました。これといって欲しいや読みたい本がないときでも、よく本屋さんに行きます。そんなときのほうが、なんとなく「これいいなぁ」と思うような本を見つけることができます。Amazonのサイトをいくら眺めていてもなかなか「これいいなぁ」な本って出てこないのに、本屋さんだとビシッとそういう本が見つかるので、やっぱりリアル店舗の本屋さんが大好きです。
というわけで、今回見つけた本がこちらです。
『言の葉連想辞典』です。
ぶ厚い辞典が大型のショッピングセンターなら、
本書はセレクトショップならぬセレクト辞典。
「日常を少しだけ豊かにしてくれる」という視点から
選び抜いた言葉を紹介します。
一番最初のページに書かれている文章です。
ページを開くと右上にテーマとなる漢字が一文字、その漢字に添うように選ばれた言葉が並び、テーマをイメージしたイラストがあしらわれています。
このイラストがめっちょこふんわりした感じでステキなのです。あわいさんという方のイラストで、Twitterで検索したらこれまたステキなイラストをアップされていて、即フォローしてしまいました。
ヤバいことにイラストだけで楽しめます。
Amazonのサイトで少しだけですが、本の中を見ることができます。私が好きな14ページめの「氷」は見ることができませんが、どこかで機会があればぜひごらんください。
さて、この本はKindleでも買うことができるのですが、今回は紙の本を買いました。ぺらぺら〜っとめくって、目についたページに書いてある言葉の意味を眺めるという読み方ができるのは紙の本だけの楽しみ方じゃないかなと思うのです。
最近、めちゃくちゃ寒いし、世の中はなんとなくしっちゃかめっちゃかでげんなりしてしまいがちですが、ステキな本を眺めながらぼ〜んやり過ごすのもいいなと思うのです。合掌。