うちの相方がすやすやとおねんねしていたときのことです。
突然、寝言を言いました。
「外出るときはパンツ履いて!」
iMacの前で作業をしていた私はびっくりです。とりあえず、起こして「どうしたの?」と尋ねると「パンツを履かないで外に出ようとしたから……」と言いました。
われらがぐわぐわ団の下ネタ担当である三男ではありませんので、私は明治から昭和に至る我が人生において一度もパンツを履かずに外に出たことはありませんし、平成も終わり令和となった今も、そして未来においてもパンツを履かずに外に出ることはないはずです。
初めてのオリンピックが開催されたとき、出場者は全員パンツどころか何も身に付けずに全裸で競技を行ったと聞きます。私がその初めてのオリンピックの出場者であったなら、パンツを履かずに外に出ることもやぶさかではないのですが、残念ながらオリンピックに出場したことはありませんし、近代のオリンピックにおいてはパンツを履くことがたぶん義務付けられていると思います。いや、服を着ることなんて規定に書いてあるのかどうかは知りませんし、調べるつもりもないのですが、そういえば使ったらあかん靴とか水着とかはありますが、服を着ないとあかんというのはどうなのでしょうか。オリンピックに詳しいオリンピック博士がいらっしゃれば是非ともご教授頂きたいものです。
ちなみに、その寝言の後もすぴーと寝入ってしまわれたので、一体どういうことだったのか詳細はよくわかりませんが、とにかく「外出るときはパンツ履いて!」と言われたのは事実です。
私は結構、そこそこ、まあまあいい年齢ではあるのですが、おそらく「外出るときはパンツ履いて!」と注意された最高齢であろうと思います。
改めて申し上げますが、私はパンツを履かずに外に出ることは一切なく、今後も神に誓ってないことをここでお約束したいと思います。みなさん、どうかご安心頂きたく、なにとぞよろしくお願い申し上げます。合掌。