ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ターザンの石

ターザンを見なくなりました。ジャングルの奥地でパンツ一丁で高杉建設みたいなことをしながら「アーアアー」とか叫んで移動する変なおっさん。動物と仲良しで悪い奴らをギッタギタにする昔のヒーローなのですが、この現代社会においては許されざる存在になってしまったのでしょうか。もしかしたらパンツ一丁で動き回るというのがフェミニスト連合の標的となってしまい「性的対象物」として抗議を受けたのかもしれません。

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とはいえ、パンツ一丁が悪いのであれば、ぐわぐわ団に出てくる一発ネタのキャラクターのほとんどがパンツ一丁であり、時にはパンツすら履いていない豪傑もいるという体たらくです。ターザンは筋肉ムッキムキであるので、なんぼかマシと言わざるをえないでしょう。

そもそも論として「性的対象物」の定義があまりにもはっきりしていません。ターザンが「性的対象物」なのかどうか、定義がはっきりしていない以上、誰も判断できないのです。「いやいや、ターザンは性的対象物だ!」というのであれば、どのへんがどの程度どうなって性的対象物として認定されるのかをしっかりとご教授頂きたいです。

性的対象物と相対性理論がなんとなく字面が似ているっぽいことを今、急に思いついたので書き添えておきます。

それはそうと、「ターザンの石」ということわざがあります。それは「他山の石」のことではと思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もともとは「ターザンの石」が本来の姿であり、何がどうなったのかわかりませんが、誰かが言い間違えたか、何かしたかで「他山の石」という言葉になってしまったというのが実際のところです。

ちなみに「他山の石」の意味はこういう意味です。

よそのできごとや自分に対する批評が、自分の知徳をみがく助けとなるということ。

何やら素晴らしい言葉のようですが、本来の「ターザンの石」の意味は以下のとおりです。

ターザンが石を持って殴りかかって来たらさっさと逃げよう。

さっさとノーベル賞を受賞したいです。合掌。