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【経営論】その接待、本当に必要ですか?

接待と聞くと、すぐに思い浮かべるのが「ノーパンしゃぶしゃぶ」です。別にフルチンでシャブ(覚せい剤)をダブルでキメるとか、そういうことではありません。食べるのは普通のしゃぶしゃぶなのですが、お肉を持ってくるウェイトレスさんがパンツ履いていないのです。うっかりパンツを履き忘れたとかそういうことではなくて、意図的にパンツを履いていないのです。そんなことをしたらお腹が冷えるじゃないかと思いますが、そういうことが問題ではありません。

パンツの線を見えないようにするため、着物の時やジーパンの時にパンツを履かないということもありますが、「ノーパンしゃぶしゃぶ」はそういう意味ではありません。「ノーパンしゃぶしゃぶ」に行って、ウェイトレスさんがジーパンを履いていたら、たぶん大蔵省官僚は激怒するでしょうし、MOF担の人たちは大慌てで「きみたち、何をしているんだ!ジーパンを脱ぎなさい!」とセクハラまがい……というか、セクハラどストレートな発言をすることでしょう。書いててアホらしくなってきました。

「ノーパンしゃぶしゃぶ」は極端な例ですが、世の中には接待がいまだに溢れかえっているのです、たぶん。高級料亭で「ま、まずは一献」とか言ってお酌をして、おかみに「頭が真っ白に!」と横で言われたりするような接待もあります。「女房酔わせてどうするつもり?」じゃありませんが、接待相手を酔わせてどうするつもりなのでしょう。

接待ゴルフなんてのもあります。止まったボールを引っ叩いて「ファー!」と叫んで、一体何が楽しいのでしょう。よもや接待ゴルフで「旗つつみ」*1をするわけにもいかず、かと言って「旗つつみ」もできないゴルフなど面白くもなんともないのです。

大昔の話ですが、『4時ですよーだ』というダウンタウンが司会のお笑い番組がありまして、書道の要領で書いた一発ギャグを披露するコーナーがありまして、その中に「プロサルファーゴル」というネタがあったのですが、今「プロサルファーゴル」と検索してみたら、まだ残っているんですね、いろいろと。Tシャツになっていたりもしているし、だから何なんだと言われると本当に何なのか。

話を本筋に戻しますと、接待をするより商品やサービスそのもののクオリティで勝負しなさい、ということです。合掌。

*1:プロゴルファー猿に出てくる大技