先日の土曜日、ひさしぶりに実家に帰って3時のおやつを食べていたときのこと。音がないのも寂しいので、なんとなくテレビを付けていたところ、ちょうどよい具合に「科捜研の女」をやっていたのです。何をもってちょうどよい具合なのかわかりませんが、土曜日の昼下がりにぼーっとしながら見るにはちょうどよいのが「科捜研の女」なのです。もしくは「暴れん坊将軍」。
沢口靖子が神妙な面持ちで「グラニュー糖……つまりこれは!!」と言った後、衝撃の一言を発したのです。
「砂糖!」
……知ってる。グラニュー糖が砂糖であることは沢口靖子でなくても、私でも知っています。ぶっちゃけ途中から見ていたので内容はさっぱりわかっていなかったのですが、とにもかくにもグラニュー糖が砂糖であることに衝撃を受けてしまいました。
まあ、ルミノール反応じゃないですけど、血液ではなく砂糖が重要な証拠だったのでしょう、知らんけど。その後、なんやかんやあって犯人が捕まったようでめでたしめでたしとなったのでした。科捜研の女はだいたいこんな感じで、科学捜査をしまくってサイエンティックに犯人を捕まえるのです。長年の刑事の勘みたいなので捕まえたりするのはご法度なのです。
沢口靖子のなんともいえない不思議な演技がまた素晴らしいのです。上手いんだか、下手なんだかわからない、沢口靖子独特の演技。簡単に真似できそうなのに、いざやってみると絶対にできないあの雰囲気。本当に摩訶不思議なのです。そして、その雰囲気が土曜日の昼下がりにちょうどいいのです。
ちなみに、おやつは実家に行く途中で買っていったミスタードーナツ。略してミスド。ミドーとは略さないですし、ミスドーとも略さない。東京だったらミドナツと略す可能性もありそうですが、言いにくいのでやっぱりミスドが一番妥当だと思われます。いろいろドーナツにも種類がありますが、私が一番好きなのはチョコオールドファッションです。カロリーが他のドーナツに比べて半端なく高い、恐ろしいドーナツですが美味しいです。合掌。