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許されざること

Amazonのkindleストアで「許す」で検索すると、『いつまでも消えない怒りがなくなる 許す練習』という本や、『許し方: 他人を許すには、正確な“知識”が必要です。』という本、『「ゆるす」という禅の生き方』といった本がわんさか出てきて、とにもかくにもやたらと「許す」ことが大前提で「許す」ことがステキな生き方につながるといった趣旨の本がボウフラのようにわいて出てきます。許したほうがよいことも多いのは事実ですが、私にはどうしても許せないことがあるのです。

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「ああ、またあの話か……」と思われる方もいらっしゃるかと思いますので先にお断りしておきますが、またあの話です。そろそろ許してやれよと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、サッカー日本代表の岡田監督がカズを日本代表に選ばなかったことです。なんかいろいろと言っていたようですが、カズは日本のサッカーをずっと引っ張ってきた第一人者であり、精神的な意味で中心選手だったのです。年齢的に、技術的にどうのこうのとかの問題ではなく、いるか、いないかで全然チームとしての団結力が変わってきます。結局、カズがいなかった日本は優勝できなかったではありませんか。岡田監督がカズをメンバーから外したからスカタンな結果になったのです。

あの選択だけは決して許してはいけません。いつの話をしているんだと思われるかもしれませんが、許せないんだから仕方がない。私がサッカーを見限ったのも岡田監督が悪い。私は鹿島アントラーズが好きでしたし、アルシンドがめちょんこ好きだったので、カズのファンというわけでは決してありません。しかし、岡田監督がカズを日本代表からはずしたことでサッカーそのものに対して興味がなくなってしまったのは事実です。岡田監督を許せないのです。

おそらく、私は50年後も岡田監督を許すことはできないでしょう。そして、カズは50年後も現役選手であり続けるでしょう。こうなったのも全て岡田監督が悪い。合掌。