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浮かれてはいけない

世の中はオリンピック一色に染まり、ふわふわとした雰囲気になっています。午後7時のニュースを見ようとテレビをつけたら、NHKでは柔道の試合をしていてニュースはやっていませんでした。どうしたことでしょう。もちろん、柔道の試合を見てしまい、火野正平が金メダルをゲットしたので浮かれてしまいましたが、本当は浮かれてはいけないのです。

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例の病気がまだまだ猛威を奮っています。そう、梅毒です。

2020年第1四半期の感染者数は1,411人、第2四半期は1,504人、第3四半期は1,394人、そして第4四半期は1,496人と、そこそこの感染者がいるのです。そして、特に東京都、大阪府で感染者数が多いのです。

現在では、比較的早期から治療を開始する例が多く、梅毒は抗菌薬が有効なことから、ひどい症状にまで進むことは少ないのですが、感染しても治療をせずに年数を経過してしまうと、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍ができたり、心臓、血管、脳などの複数の臓器に病変が生じて、場合によっては死亡することもあります。命の危険が危ないのです。

梅毒で「鼻が落ちる」という話もあります。グロいので画像検索をするのは正直オススメしません。さっき画像検索してしまって「ギニャー!」になってしまいました。夢に見そう。

梅毒は性的な接触によってうつる感染症です。ですので、感染しないためには信頼できるパートナー以外と性的な接触をすることをしないように心がけることが重要です。そして、手洗いをしっかりとし、密にならないようにしましょう。ソーシャルディスタンスも意識したほうがよいかと思います。

大切なことですので、もう一度申し上げますが、オリンピックで浮かれてはいけません。今はまだまだ気を抜いてはいけない時期です。医療関係者もヘトヘトになっています。梅毒にかかってお医者さんの手をわずらわせることのないよう、私たちは十分気を引き締めていかねばなりません。頑張りましょう。合掌。