ぐわぐわ団

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松下幸之助の精神

パナソニックが松下になってからもう何年になることでしょう。

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間違えました。松下がパナソニックになって結構長いこと経っています。本当に間違えたのか、それとも破滅の罠か。ぐわぐわ団を書いていてラクなコトと言えば、このようにミスを適当に流すことができることです。現実ではなかなかこうはいきません。ボタンを押し間違えたら核兵器がポンと飛んでしまいますし、ハンコを押し間違えたら誰かのクビが飛んでしまいますし、とにかく毎日が緊張の連続というか、緊張と緩和です。

話を戻しますと、もう誰も覚えていないと思いますが、パナソニックの社長が「早期退職制度で素晴らしい人材が出ていってしまった」と発言し、「リストラなんかするからだ」というご意見もあれば「出ていった人に対してのはなむけだ」というご意見もあり、実際のところのパナソニックの社長の真意はわからないわけですが、松下幸之助だったらそもそもリストラなんかしないだろうなと思うと、松下も変わったなぁというのが私の思うところなのであります。

松下幸之助、短くすると松之助。笑福亭松之助は明石家さんまの師匠であり、明石家のんきは笑福亭松之助の息子です。だからどうしたという話です。

そうではなくて、松下幸之助は生前「社員は家族や。家族を切るなんてよっぽどのことやないとしたらあかん。リストラなんて西洋かぶれのすることであって、あんなのは最低の経営者のすることや。」などと言っていないのですが、でもまあ多分さっきみたいなことを言うだろうなぁと思うので、言ったことにして話を進めますが、松下幸之助がまだ生きているのであれば、そもそも早期退職を進めたりしなかっただろうなと思うのです。

松下電気工業がパナソニックになり、松下幸之助の精神は雲散霧消してしまったのではないかと危惧しています。国際化だかなんだかしりませんが、社名をパナソニックにしてしまったのはどう考えても愚策だったなと思うのです。ついでに言うと、今年の4月にソニーがソニーグループに社名を変更しましたが、それはどうでもよいと思いました。合掌。