日本の賃金は大きな問題があります。
「ちんぎん」と「ちんちん」の語感がそっくりなのです。
この問題は日本特有の問題で、アメリカやイギリスでは問題にはなりません。「サラリー」と男性器を指す英語は全然違う語感なので間違いようがないのです。しかし、日本では「ちんぎん」と「ちんちん」は語感がそっくり。なんということでしょう。
ニュースなんかを見ていると「最低賃金が……」なんて言葉が飛び出してきますが、私の耳には「さいていちんちんが……」と聞こえてしまうので、びっくりしてしまうのです。「賃金を上げるためには……」なんて言葉も「ちんちんをあげるためには……」と聞こえてしまうので、キョドってしまうのです。
実に困ります。「竿竹屋の賃金」なんてのは「さおだけやのちんちん」に聞こえてしまうのです。どうしようもありません。
それもこれも「ちんぎん」と「ちんちん」の語感がそっくりなのが問題なのです。とはいえ、今更、賃金をペニーなんて感じで言い換えるのもしゃらくせぇですし、もっと全く別の言葉を作り出すなんてのも難しい問題です。
そもそも賃金とはどのようなものだろうかと思い、Wikipediaを調べてみると
賃金とは、労力を提供したものが、報酬として受け取るお金のことをいう。なお、賃金には「賃銀」という別表記もある。昔は賃銀が使われていたが、1950年以降、賃金との表記が一般化した。
昔は「賃銀」だったのです。じゃあ昔の表記に戻せば万事解決でよいのではないかと一瞬頭をよぎったのですが、「賃銀」であったとしても読みかたは「ちんぎん」なので「ちんちん」と似ていることに変わりはありません。ダメです。問題解決にはほど遠いどころか、わけがわからなくなります。
賃金は欲しいですが、労力を提供したくはない。報酬として受け取るお金は欲しい。しかし労力を提供するのはまっぴらです。日本の賃金の問題はとにかく「ちんちん」と語感が似ているという根本的な問題があるので解決は難しいようです。合掌。