ぐわぐわ団

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気になる「ほど」

りとさんのこちらの記事!

rito.gameha.com

「こちらの商品で悩まれてるかたちですか?」と店員さんに聞かれて、「かたち」にいろいろと思いを馳せていらっしゃいます。

ぼくの勝手な解釈なんですが、漢字で書くと「造形」の「形」ではなくて、「印象」の「象」を当てるんだろうなって思うんですが、いかがでしょう?

と、するどい指摘もされておられます。

「こちらの商品で悩まれている象ですか?」「パオーン!」ということになりそうで怖い。

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私は私で「ほど」が気になります。「ご協力のほど、よろしくお願い致します」「ご確認のほど、お願い致します」私は短気なので「ほどってなんじゃ!」とその場で大声をあげて、よくその場で警察をよばれて猥褻物陳列罪で現行犯逮捕のほどをされています。

「ご協力よろしくお願い致します」でよいと思いますし、「ご確認お願い致します」で別に失礼でもなんでもないように感じます。よく枕営業……ではなく、キツく受け取られないように枕言葉を使いましょうと言われていますが、この枕言葉を曲解しているのではないかと思うのです。

「たらちねの」を前につけることで母という言葉をキツく受け取られないようにしたり、「ひさかたの」を前につけることで月夜という言葉で相手を傷つけないようにしようとするのですが、日本語というのはこういうまだるっこしいところが多々あり、あまり大した意味はないけれども、とりあえず枕言葉をつけておけばええやん、みたいなところがあります。

とにかく、日本語の乱れだ何だというつもりはありませんが、「ほど」を使うのはほどほどにしておいたほうがよいのではないかと思いました。

……と、きれいに終わりすぎて気持ち悪いのでもう少しだけ書きますが、京都人は「まだ生きてはるわ……」を使い、「死ねどす」なんて使わないという話を聞き、確かにそうだけど一度は生粋の京都人の「死ねどす」を聞いてみたいなぁと思ったりもします。どうでもいい話でおわり。合掌。