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『魔界塔士 Sa・Ga』で遊んでいました

せっかくSwitchを買ったのでゲームをして遊んでいます。流行りのスプラトゥーン3でもすればよいのですが、なぜか『魔界塔士 Sa・Ga』にどっぷりです。有機ELモデルならではの色鮮やかな画面で、白黒濃淡4色しか表示されないゲームボーイのゲームをするのは理不尽極まりないのですが、下手にリメイクされるより当時のままのほうが楽しかったりするのでやはり理不尽です。

とはいえ、ゲームを始めると「社会状況を鑑み一部内容を修正しています」みたいな表示があって「?」と思ったのですが、ゲームを進めてみて理由がわかりました。私がゲームボーイで遊んでいた時は「げんしりょくはつでんしょにあるプルトニウムをうばいにいく」というイベントがあったのですが、このSwitch版では「ちょうかがくはつでんしょにあるハデスニウムをうばいにいく」というイベントに変わっていたのです。これはさすがに仕方がないかな〜とは思います。ゲームボーイで遊んでいたときはあんまり意識もしていませんでしたが、よくよく考えると危険が危ない。ちなみに、そのげんしりょくはつでんしょの立ち入り禁止の扉を暴走族の総長が命を賭けてぶっ壊すという、これまたえげつないイベントがあります。

ていうか、このゲームは全てがぶっ飛んでいます。使えるキャラクターはにんげん、エスパー、モンスターで、にんげんはお金を使ってキャラクターを強くしていくのですが、とにかくアホほどお金がかかる。エスパーはバトル後にちょこちょこランダムで能力が上がっていくので知らんうちに能力がカンストしているし、使える能力もそこそこ便利。ただし、使える能力がこれまたランダムで決まるので「あくしゅう(悪臭)」「テレパシー」「あくしゅう(悪臭)」「あくしゅう(悪臭)」みたいな、どう考えて数ヶ月は風呂に入っていないエスパーになったりするので要注意です。モンスターは倒した敵の肉を食べると変身します。食べ合わせを考えて上手に食べるとすぐにレベルカンストします。

ゲームボーイという小さい画面のせいか、データ容量の都合かわかりませんが、セリフがとっってもざっくりしていて、お店の人は「なんの ようだ!」とぶっきらぼうに言うし、お金が足りないと「おい ぜにが たんねーぞっ!」ってヤクザからシャブを買うときみたいなことを言われます。

核シェルターで子どもと親の死体を発見したかと思えば「かくばくだん」を手に入れたりするし、とにかく常軌を逸している感じが半端なくてとても好きなゲームです。

スプラトゥーン3も良さげですが、時間と暇とお金があるならぜひ一度は遊んでいただきたいゲームです。そして、ラスボスはチェーンソーで真っ二つにできます。ストレス解消にちょうどいいです。合掌。