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死刑のハンコを押すときだけニュースになる地味な仕事

法務大臣が持ちネタであった「死刑のハンコを押すときだけニュースになる地味な仕事」発言をツッコまれて、辞任することになりました。北朝鮮がミサイルぽんぽこ撃ってくるたびにニュースに出られるハマコーの息子がうらやましかったのかもしれません。

そもそも法務大臣がトップである法務省って何するところ?という素朴な疑問が生まれました。こういう時は法務省のサイトを見るのが一番です。そして「きっずるーむ」という子ども向けのサイトがあったので、そこで出てきたのがこの文章です。

法務省は,安全で明るい社会をつくるために必要な仕事をしています。 例えば,みなさんが安心して暮らせるように基本的なルールを作っているほか,罪を犯した人が二度と悪いことをしないように刑務所や少年院で教育したり,社会生活をしながら立ち直る手助けをしたりしています。また,いじめなどの人権侵害があったとき,再びいじめが起きないように調査したり,日本人や外国人が出入(帰)国するときに審査するなど,住みやすい社会をつくるために,いろいろな仕事をしています。

とてもわかりやすく、法務省は素晴らしいお仕事をされていることがよくわかる文章です。本来は罪を犯した人が二度と悪いことをしないように教育するべきところ、どうにもこうにも更生できないからこその死刑なのであって、ぶっちゃけ死刑のハンコを押すなんて法務大臣にとってはもんにょり仕事でしかないはずです。それよりも、上に書いてあるようなお仕事を法務省に務める人がしっかりと全うできるようにトップとして汗をかいて全力を尽くすのが法務大臣の職務であり、ニュースに出たりするような目立つようなお仕事ではありません。

目立ちたかったらM-1やR-1グランプリ、素人名人会なんかで優勝すればよろしい。そうすればイヤでも目立てます。ニュースになります。テレビにも出ることができますし、ラジオで冠番組を持つこともできるでしょう。そもそもが間違っているのです。

死刑のハンコぐらい私が代わりになんぼでも押しますから、法務大臣は本来のお仕事をしてください。がんばりましょう。合掌。