ずんちゃちゃちゃちゃっちゃ ずんちゃちゃちゃちゃっちゃ〜
じ〜んせ〜い〜 ら〜く〜あ〜りゃ〜 く〜もあ〜る〜さ〜
最近の令和キッズはご存知ないかもしれませんが、多くの昭和キッズは聞き馴染みがあるであろう水戸黄門の主題曲。童謡のどんぐりころころと混ざってしまってさっきの歌詞の途中からでも「♪おいけにはまってさーたいへん」と歌詞ローンダリングできてしまうことでも有名です。そんな水戸黄門の主題歌なのですが、これって水戸黄門には言われたくなくね？って思いませんか。
ぶっちゃけ書いてしまいますが、黄門様って親ガチャ大成功な人なわけですよ。お日柄もよく、じゃなくて家柄もよく、先の副将軍なんてとんでもないご身分なわけですし、あの時代においては超スーパー勝ち組なわけですよ。助さん、角さんというすっげぇ家臣もいるわけですし、助さん、角さん取っ替え引っ替えできるわけですし（時勢的には絶対に自制すべきネタであることは承知の上で書きました。某芸能事務所とはなんら関係はありませんし、そういう含みを持たせるつもりも毛頭ございません。まことに申し訳ありませんでした）、とにかく勝ち組も勝ち組、子ども３人全員東大に入れたとかいう人とか、東京で消耗しているからといって高知に行ってその後今は何をしているのかわからん所得倍増計画の人とかがどんだけ頑張っても到底到達できない高みにいるぐらいのスペシャルなご身分の人であることは間違いありません。
そんな人が「人生楽ありゃ苦もあるさ」なんて歌ってもさ、いやいやあンた人生楽ばっかりやんと言っても差し支えはないぐらいに楽ばっかりなわけですよ。少なくとも移殖獣……ではなく、衣食住は保証されているわけですし、旅に出るとなればお供の方が付いてきてくれるし、お金はがっちり持っているから泊まるところにも不自由しないし、ピンチになったら印籠さえ出せば全員ひれ伏すわけですよ。こんなの人生楽々モード全開じゃないですか。
もちろん、私はフランス人なので印籠だされても「別に……」と沢尻エリカみたいな塩対応をするつもりです。本当にありがとうございました。合掌。
