「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、私から言わせてもらうとまだまだ生ぬるい。定時で帰るのは当然というか絶対条件だし、有給は完全消化しなければいけないし、フレックスタイム制を導入して昼までゆっくりと寝られるように、仕事場に着いたら着いたで昼寝の時間もたっぷりといただきたい。なんなら早退も自由にできるようにすべきで、就業時間中はべよべよと漫画を読んでいたらAIが仕事を終わらせてくれているようなシステムも準備しておいていただきたい。福利厚生としておもしろい漫画を用意しておくのも忘れぬように。残業代が出ないのは構わないので、基本給を今の3倍、いや5倍にするだけで我慢します。ここまでして初めて「働き方改革」の第一歩が踏み出せたと言えるのではないでしょうか。
ぶっちゃけて言うと、すでにこうなっていないとおかしいのです。昔の日本というのはゴリゴリに人の力でブルドーザーのように突き進んでいたのです。株取引なんてのは人の手を介して成立していたぐらいです。証券取引所で証券会社のおっさんがぎゃーぎゃー言いながら指でいろんな合図をして株取引の仲介をしていたのです。今はコンピューターがぴこんぴこんと自動で取引を仲介しちゃっているのですが、こんな感じで全てのことがコンピューターやロボットでできるようになっているべきなのです。
コンピューターやロボットがガリガリとお仕事をしてくれれば、私たちは「働き方改革」なんてしょーもないことをする必要はなく、むしろ「働き改革」ができるのです。働くことそのものに改革の手を入れて、働かなくとも何不自由ない生活ができるようにするわけです。
しかしながら、コンピューターとロボットどもの怠慢により、いまだ「働き改革」は道半ばどころか「働き方改革」ですら中途半端です。こんなことを許してはいけません。コンピューターやロボットが悪い。本当に極悪同盟です。許されることではありません。コンピューターやロボットには「働き方改革」を進めてもらって、1日24時間、いや48時間ぶっ続けで働いて人間に尽くしてもらわねばなりません。人間が働くのはおかしい!とみんなが気づくべきです。コンピューターやロボットにはもっともっと精進してもらいたいものです。合掌。