特別お題「わたしがブログを書く理由」
ウソを書くのが楽しいからです。
と、恐ろしいことから書き始めましたが、楽しいんだから仕方がない。世の中はフェイクニュースがどうのこうの言われていますが、私自身は読んでいる人をだますつもりは全然なくて、ウソをウソとわかったうえで楽しんで欲しいし、私自身もウソをウソとわかったうえで楽しんでいます。どっかで私のプロフィールを書いた時はかっちょいいからという理由だけで「1938年（昭和13年）満州国の首都新京（現：長春市）で生まれる。」と書きましたし、常日頃から私はフランス人だと自称していますが、たぶん信じている人は一人もいないハズです。でも、それでよいのです。楽しいから。
一時期、ブログは役に立つことを書かないといけないという考えが広がり、SEO対策がもてはやされ、気がついたら「いかがでしたか？」が決め言葉になるようなブログがわんさか書かれた闇の時代がありました。そんな中、反骨精神旺盛な私は「読んで損する楽しいブログ」を標榜し、ウソを書いてはニヨニヨするようになっていったのです。楽しいから。
私のブログはウソ満載ですというスタンスで書くことで、好き勝手に自分の好きなことを書けるようになります。それこそ、国連総会で落語を披露したり、ロシアの宇宙博物館みたいなところでロシア、北朝鮮の偉いさんと私の３人で怪談したり、好き勝手に書きたい放題です。こんな楽しいことが他にあるでしょうか。いや、探せばいくらでもあるとは思いますが、まぁそこそこ楽しいんですよ。
もちろん、他人を傷つけたりするようなウソはオススメしません。誰が読んでも一発でウソとわかるぐらいの勢いでぐしゃっと書き殴るぐらいのほうがよろしい。昨日は宇宙旅行に行ってきましたと書いても誰も傷つきません。いや、「私が宇宙旅行に行きたいのに、この人は私を差し置いて宇宙旅行に行くなんて！ひどいわ！慰謝料を請求するわ！損害を賠償するわ！」みたいな人がいたら別ですけど、そんなミディアムレアな人まで相手にしていたら何も書けません。このへんは絶妙なバランス感覚が問われるところではあるのですが、まぁ最近は100均でもバランスボールみたいなモノを売っていますし、バランス感覚を養ってもらいたいと思います。
とにかく、ウソかと思われるかも知れませんが、ブログにウソを書いても誰も怒りません。ウソをつくと閻魔様に舌を抜かれるとビビられる方もいらっしゃるかもしれませんが、死んでから舌を抜かれようが何をされようが知ったこっちゃありません。フェイクニュースで世の中をだましたりするのは論外ですが、ウソだと誰もがわかるところでウソを書く、ブログは自由なのでそんなことも平気でできるのです。
そして、そんなウソを楽しめる世界になれば、世の中はもっとゆるっと気楽に生きていられるようになることでしょう。仕事はＡＩ（人工知能）に任せて、楽しいことはＮＩ（天然知能）である私たちが担うのです。これこそがシンギュラリティと言われている時代です。
長々と書いてしまいましたが、ウソは楽しいからみんなも書いたらいいよ。合掌。
