ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

佐々木健介に喝を入れる

佐々木健介に喝を入れようと思ったのですが、別に入れなくてもいいやと思い、喝は入れないことにしました。失礼致しました。

なぜ入れなくてもいいやと思ったのか。佐々木健介はすでに引退されていますし、妻である北斗晶にずーっと喝を入れられているに違いないからです。わざわざ私が佐々木健介に喝を入れる必要はないのです。無理に入れたら佐々木健介が壊れてしまいます。小原道由を6秒で壊した張本人を壊さないようにするのも癪に障りますが、壊してはいけません。

というわけですので、貴景勝には喝を入れつつ、佐々木健介には喝を入れない。ぐわぐわ団の愛が垣間見えるエピソードとして終生語り継がれることになるでしょう。

そらそうともう9月も終わりです。みなさん、もしかしてびっくりされていませんか。2023年も残り3ヶ月なのです。10月と11月と12月しかないのです。そんなバカな!と叫びたくなります。「正直スマンかった」と謝りたくなります。

佐々木健介の話に戻りますが、ウィキペディアにこんな記述があるのです。「元男性プロレスラー」。この「元」がどこにかかるのかが日本語初学者にとっては難しいのはないだろうかと思ったのです。私は佐々木健介に関してはそこそこ知識もありますし、日本語もフランスから渡米してきて十数年は経つのである程度堪能ですからわかるのですが、「元男性プロレスラー」というのは「元は男性だったプロレスラー」という意味です。男性の対義語が女性かどうかは議論の余地があると思いますので、正確に書くなら「過去は男性だった男性ではないプロレスラー」ということになるのです。「元男性プロレスラー」という表記ひとつとっても日本語はとても難しい。

とはいえ、「日本語は難しい」というのは言語学者にとってはちゃんちゃらおかしい話で、言語に難易の差はありません。ただ、自分自身の母語が何語なのかによって理解しやすい言葉、理解しにくい言葉があるだけです。「元男性プロレスラー」ひとつとっても日本語は難しく思いますが、オモンモン語のほうが難しいです。

・ 名詞どころか全ての言葉に性がある(酸性、アルカリ性、中性)

・ 主語によって全ての単語の語尾が変化する(現在形108通り、過去形256通り、未来形8,888通り)

・ 単語に格があり、語尾が大変化する(18格 x 単数/複数/虚数)

・ 動詞に体がある(9999通り)

・ 動詞の単語の使い分けが難しい

上の説明を見てもらうだけでもクラクラします。面倒だったら「おっぱっぴー!」と叫んでおけばだいたい通じます。オモンモン語、ぜひ習得しましょう。合掌。