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読んで損する楽しいブログ

ボンレスハム その4

とはいえ、ボンレスハムについては書き尽くした感があるので、とりあえずイラストだけ使い回して別のことを書こうと思います。ご了承ください。

今日は急な入り用があるわけでもないのですが、”bleu montagne des vêtements”にフォーマルな服を買いに行きました。いつ宴誘拐によばれるかわかりませんし、誰かの疲労炎に招待されるかもしれません。その時に礼服を持っていないのでとお断りするのももんにょりですし、以前から持っているサイズの合わない礼服でぴっちぴちになって参加するのももんにょりするなぁと思ったのです。

それはそれとして、”bleu montagne des vêtements”というお店、昔はよく閉店セールや開店セールを繰り返したり、2着服を買ったら2着目は1,000円とか、ぶっちゃけわけのわからない売り方をしていたお店ですが、最近はそんな姿勢を改めたというか、普通に服を売ってくれます。今日も試食品を店員さんにさっと隠されてしまうようなびっくりするほどざっくりした服を着て、店員さんに「礼服を見たいのですが……」とか細い声を絞り出してお願いすると、どっかの工事現場にいるような格好をした人に応対いただきました。Tシャツに紫色のラッパズボンみたいな感じで、実にフランク。まぁ、蝶ネクタイでビシッと決めたロバート・フェルドマンみたいな人に応対されるよりも安心です。

そんでもって、一番高級なA、次にお値段が高いB、その下のC、とりあえず最安値のDを並べてもらって、「実は礼服というのはサイズが同じでもランクによって色の濃さや着心地が全然違うんですよ」と説明してもらい、「じゃあ最安値のDで!」と言おうとした直前にBを試着させてもらい、その後でDを着せてもらうと、これがまぁ全然違う。というわけで、Bを買うことになりました。相手の術中にまんまとハマった感じです。

後で店員さんの話を聞いていると、どうも私の応対をしてくれたのは店長さんだったようで、どうりでセールストークがお上手と思いました。ちなみに、私は高額なモノほど大根を買うように何も考えずに決める癖があるので困ります。だから車とか家とか買おうともしません。本気で買うとなったら一瞬で決めそうで怖いのです。合掌。