実にきなくさい。
フィリピンで大地震が起きて、プリキュアの画面に津波注意報のお知らせがずーっと右端に出ていて鬱陶しかったです。いや、津波は危ないのでお知らせすることは重要です。でもCMの時はそのお知らせが消えるので「おいこら!ふざけんじゃねぇ!」とABCテレビに電話で抗議しそうになりました。とはいえ、高校野球で「おいこら!ふざけんじゃねぇ!」と電話で抗議しまくってブラックリスト入りしている私の電話番号は着拒されているのを思い出して、受話器を置いて深呼吸して落ち着く努力をしました。しかし、今日はキュアプリズムがメイン回です。変身シーンが本当にかわいいので、やはり津波注意報が画面にあるのを見て激昂してしまうのです、「おいこら!ふざけんじゃねぇ!」と。
とにかく、世の中がきなくさいと思うのです。フィリピンの大地震、そして火山の大噴火、オスプレイの墜落、ぐわぐわ団の堕落、そしてダンス&ボーカルグループ・MAXのNANAが2日、フジテレビ系番組「翔んで埼玉プレゼンツ日本全国!愛すべき逆お国自慢GP」に出演し、自身の本名に触れる場面があったのです。これはもう、ハルマゲドンではないのでしょうか。
中国では呼吸器系の病気にかかる子どもが増えていると聞きます。これもハルマゲドンの予兆と言えなくもないでしょう。
ハルマゲドンというのは世界の終わりのことです。とはいえ、ドンという語感がどうしても「天丼」や「カツ丼」といった丼ものっぽく聞こえてしまうので日本語話者にとってハルマゲドンはなんかあんまり怖さを感じないのです。しかしながら、アメリカ人や米国人などはハルマゲドンと聞くと震え上がると聞きます。これは日本とアメリカとの文化の差、宗教感の違い、そして何より使っている言語の違いがそうさせているのでしょう。
私たちはのほほんと暮らしていますが、ひたひたとマルハゲドンが近づいているっぽいと警戒しておいてもよいのではないでしょうか。気をつけましょう。親子丼も食べましょう。合掌。