ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

アサインすんじゃねぇ!

私のようなクリエイティブなビジネスをしている者にとって、否定から入ることはイマジネーションの妨げになってしまうので、何が目の前にあろうともまずは肯定から入るようにしています。例えば、皇帝が目の前にいるとすれば「皇帝がいる。ふざけんな!」と否定せずに「皇帝陛下、お目にかかれて光栄です。」と皇帝を肯定するよう、いつも気をつけています。

とはいえ、なんでもかんでも肯定できないのが人間のサガというか何というか、もしかしたら更年期ゆえの世知辛さなのかもしれませんが、先日朝のニュースで「アサインする」と言っていたおっさんに対して「ちゃんとした日本語を使え」と激昂し、あわや憤死するところでした。もはや、ギャグでしかないような「アサイン」とか「アグリー」とか「ダイバーシティ」とか、そういう言葉を使う人は極刑にしてしまってもよいのではないかと思うのです。もちろん、みなさんにフィックスして頂きたいのですが、極刑というのはぐわぐわ団ではちんちんを切ることです、誤解なきよう。

特に最近は「ダイバーシティ」にかなりの嫌悪感を抱いております。ダイバーシティというのは多様性という意味なのですが、「ニューヨークシティ」「シムシティ」といった言葉に馴染みがあるだけに、どうしても都市のような感覚がぬぐえないのです。そしてダイバーといえば潜水夫のことですから、「ダイバーシティ=深海都市」のようなイメージがつきまとってしまい、ダイバーシティという言葉が多様性を表すと言われても、なんとなくむずむずするわけです。

ていうか、日本には多様性というきちんとみんなに意味が伝わる良い言葉があるのですから、わざわざ「ダイバーシティ」なんて深海都市みたいな言葉を使う必要はないはずです。ダイバーシティを多様性という意味にアサインしたアホはどこのどいつか知りませんが、本当にどうにかしてもらいたい。

ぐわぐわ団は美しい日本語を使うことをコミットしたいと思います。合掌。