エミレーツ航空が関空からドバイまでの便にエアバスA380型機を導入するそうです。私を含めて飛行機に詳しくない方にご説明させてもらうと、エアバスA380型機というのはめちょんこ大きな飛行機で、よく見るボンバルディア機と比べるとかなり違うのです。
ファーストクラスはシャワー室までついてるめちょんこ贅沢仕様、想像しにくいと思うので空飛ぶネカフェみたいなもんだと思って頂ければ結構です。ビジネスクラスもフルフラットシートで横になって寝ることができます。夜行バスの女王・ノクターン号のスーパーシートみたいなもんだと思って頂ければと思ったのですが、それよりもがっつり倒れますし、そもそもノクターン号のスーパーシートは2012年12月に廃止されてしまいました。
あと、プレミアム・エコノミー、そしてエコノミー、全部の席を足すとだいたい500席ぐらいになります。関空からドバイに行く人が500人もいるとは思いませんが、まぁすごい。YS-11よりすごいです。ちなみに、日本赤軍にハイジャックされて北朝鮮に言った「よど号」はYS-11ではなく、ボーイング727という、エンジンが3つ付いている、今ではあんまり見ないへんてこな形をしています。
さて、ものすごくものすごいエアバスA380型機を使った関空〜ドバイ便ですが、関空からドバイまで行く人がそんなにたくさんいるとは思えません。そもそも、大阪に住んでいてパスポートを発行してもらえる上級国民が500人もいるはずがないのです。何らかの逮捕歴があったり、いろいろと公安から目をつけられていたり、しゃぶしゃぶ漬けになっていて空港で麻薬捜査犬に噛みつかれることが確定している人とか、とにかくパスポートなんかどう足掻いてももらえない人ばっかりなのです。だからせめて海外の雰囲気を楽しんで欲しいという大阪維新の会が考えた福祉目的で関西・大阪万博が開かれるということなのです。いらんお世話ですな、はっはっは。頑張りましょう。合掌。