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これからの日本の行方

昨日、自民党では両院議員参観と懇談会が行われ、石破総理が改めて続投の意思を示しました。ただし、自民党内では反発する勢力も多く、近く両院議員PTA総会が行われ、石破総裁のリコールを言い渡すのではないかと言われています。

ややこしい話なのでわかりにくく説明すると、石破総理は自民党総裁であり、内閣総理大臣です。めちょんこややこしいのですが、PTA会長でありつつも町内会長みたいなもんだと思ってもらっても差し支えはないかもしれません。

そして、議員総会で決議できるのは自民党総裁のリコールです。リコールという言い回しもカタカナ語で理解がしにくいと思うので日本語で説明しましょう。

リコールとは、製品に欠陥や不具合が見つかった場合に、製造業者などが自主的に回収・修理・交換などを行うことです。

要するに、自民党総裁として欠陥や不具合が見つかったので交換を行うということです。こいつあかんとなった際、総裁というのは人間なので回収や修理はできませんから、自動的に交換ということになります。自民党総裁を交換して新しい総裁を見つけるということです。

ただし、議員総会で内閣総理大臣を辞めさせることはできません。PTA総会で町内会長を辞任させることができないのと一緒です。内閣総理大臣を辞めさせるには別の手続きが必要なのです。さっくり言うと、国会でなんやかんやせんといかんのです。

しかし、内閣総理大臣には解散権という最終兵器があります。「かいさ〜ん!」と言ったが最後、衆議院議員全員が無職になるという恐ろしい権利です。もちろん、その後は選挙が行われて、もう一度議員になる人もいれば、なれない人も出てきます。ついこないだ衆議院議員選挙をしたばっかりですし、本当なら解散したい人はいないはずです。

とはいえ、石破総裁がリコールされても総理大臣の椅子にしがみつくとなった場合に「かいさ〜ん!」と言ってしまう可能性があるのです。こうなればもう日本はめちゃくちゃです。普通に考えれば総裁をリコールされたら総理大臣も辞職するはずですが、衆院選で負けても、参院選で負けても、なぜかずーっと総理大臣を続けていらっしゃるので、もしかしたら総裁をリコールされても総理大臣を続ける、国政を停滞させるわけにはいかない!と言われても不思議ではないのです。

そうなるとおもしろいなと思いました。おしまい。合掌。