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石破総理が続投宣言!

インターネットをぼにゃりと眺めていたら「夜中になってから自民党が急に議席を伸ばした。不正をしたに違いない!」とめちょんこおもしろい意見がSNSに流れていて、日本はいつから選挙もろくにできない発展途上国になったんだと思うとニヨニヨしてしまいました。ていうか、石破総理が選挙で不正ができるほどのパワーを持っているのであれば、もう少しマシな政権運営ができていますし、アメリカとの関税交渉もしっかりと進んでいることでしょう。

結局、石破総理が続投を宣言しました。とはいえ、実際は総理大臣を続けるなんてことは無理でしょう。というのも、自民党の中から「選挙で負けた責任も取らないで総裁を続けんじゃねぇ!」という声が出てくるからです。自民党所属国会議員の3分の1を集めて両院議員総会を開いて総裁辞職勧告を決議して、石破総理がそれを拒否、ならばと総裁を引きずりおろすためのリコールにまで発展する可能性があります。

もちろん、こんなことをしていたらアメリカとの関税交渉なんて棚上げになります。アメリカも8月1日からはさすがに関税をかけてくるはずです。選挙に負けても、関税交渉ができなくても、国民の生活がしっちゃかめっちゃかになっても、総理大臣を続けるという根性だけは認めてあげたいなと思います。69日で退陣した宇野宗介を見習ってもらいたい。

69日しか総理ではなかったものの、ぶっちゃけ宇野宗介は政治家としては超有能で、とにかく当時の状況が逆風過ぎた、運が悪かった、というだけの話です。何がどう有能だったのかは私は知りませんが、まぁ有能だったのでしょう。適当に指が滑っただけなのでわかりませんが、とにかく有能であったはずです。すでにお亡くなりになられていますので、とにかく素晴らしい人だったと書いておけばよいのです。

日本は亡くなった人を悪く言うのはタブーみたいなところがあります。「あんな奴、殺されてせいせいしますよ!」「人間のクズだったね、殺されて当然だと思います」「事故とはいえ死んで正解だったんと違いますか?」「さっさと死んで本望ですわ」なんてインタビューを聞いたことはないでしょう。そういうことです。頑張りましょう。合掌。