坂津 佳奈 (id:sakatsu_kana)さんが、ブログで電通の鬼十則を取り上げておられました。
電通の鬼十則は間違いじゃなくて、伝え方の問題じゃないかという提言。
電通さんの鬼十則は、きっと本当に伝えたい意味が間違って伝わる可能性がある表現があるだけなんじゃないかと。
「解釈が個人によって違うという曖昧さがあるから削除」ではなく、「こう書いてあるけど、それはこういう意味だよ」ときちんと伝えられる人間さえ居れば解決できるんじゃないかと思います。
引用ばっかりになりますが、そもそもの電通の鬼十則はこんなのです。
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
仕事に対する姿勢や取り組み方が、かなり厳しい言葉で書かれているのと、あの「電通の」という色眼鏡で見てしまうから、なんじゃこれは!ブラックだ!となってしまうのも無理はありません。そういう意味で、この言葉の真意をきちんと伝えられる人が必要だという坂津さんの意見は正しいと思います。ブログで書かれている「坂津俺十則」は実にわかりやすいです。
というわけで、もうおわかりかと思いますが、この流れを受けて私が勢いで一発ネタをぶち込むわけです。今回も無茶をしでかします。ここでめっちょこハードルを上げてどうするんだと思うのですが、逃げるわけにもいきません。
タイトルの通り、ぐわぐわ団は鬼十則に対抗して、天使十則を提案するのです。仕事に対する姿勢や取り組みを、きっちりと世の人にわからせるために!ただ、10個も考えるのは面倒なので、十則と書いてますが、項目はひとつです。
仕事しない!
早く帰っておふとんに入ることこそ全てです。本音を言うと不労所得で生きていきたいのです。2045年になれば人工知能が人類の知能を上回り、人間は働かなくともなんとかなるのです。それまで生き延びれば、仕事などしなくてもよくなるのです。2045年まで「仕事しない!」を心に刻んで、仕事をしたふりをしておきましょう。
実にどっちらけです。合掌。