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モンテ・クリスト博覧会

自由ネコさんの別ブログの記事「モンテ・クリスト反省会 - 自由メモ」を読んで、俄然気になって仕方がなかったディーン・フジオカ主演の「モンテ・クリスト伯」の第1話と第2話をさっきようやく観たので、思うがままに何かを書きます。

第一話冒頭のフラッシュモブ?のくだりを見て、嫌な予感しかしなかった「モンテ・クリスト伯」ですが…第二話で、若干、盛り返した感があります。 とはいえ、厳しい! いろいろと設定に無理がある!

無理があるどころか、全てが無理です。無茶です。無謀です。とはいえ、そんなモンテ・クリスト伯に無我夢中です。

このドラマ、第1話から観たら「おもんね〜!」となるに決まっています。自由ネコさんも書いておられましたが、冒頭のフラッシュモブで100人中120人が「カンブリア宮殿」にチャンネルを変えてしまうことでしょう。ディーン・フジオカが山本美月にプロポーズするのは結構なことですが、なぜかフラッシュモブです。みんながうわーっと出てきてKANの「愛は勝つ」を熱唱します。あんなものを見せつけられたら「カンブリア宮殿」にしないわけがない。

とはいえ、第3話以降からじわじわとダラ見をするようになった私からすると、どうしてディーン・フジオカがお金持ちになって、復讐の鬼と化しているのかさっぱりわからなかったのです。というわけで、フラッシュモブの壁を乗り越え、頑張って見続けました。

先ほども書きましたが、設定がひどい。設定というか、なんかひどい。そして、特に第1話がかったるい。第2話も別の意味でなんじゃこりゃです。にも関わらず、第3話以降、ディーン・フジオカがお金持ちになって、マネーパワーというかディーンパワーでいろいろ悪巧みをする感じの第3話以降がめっちょこ愉快なのです。

要するに、あのドラマはストーリーがどうのこうのよりも、たまに横目で見ながら、ディーン・フジオカがなんだかよくわからないけど、そのわからなさを楽しむというか、雰囲気を楽しむだけで十分なのではないかと。

それで、どうしても気になったら私のように第1話、第2話を見て、「ふーん……」と思えばよいだけのこと。

つまり、今から見ても大丈夫です。雰囲気だけで楽しめます。ディーン・フジオカのPVみたいなもんだと思っても間違いではありません。なんかわからんけど、ディーン・フジオカすげえ!って思えたら勝ちです。

第2話の終わりのシーン、クルーザーをタクシーのように使うディーン・フジオカを見ることができるのですが、あのシーンだけでお腹がいっぱいです。

そういうドラマです。ぜひ、ご覧ください。合掌。

<追記>

第2話のワンシーンなんですが、とにかくこれをご覧ください。

スイス銀行の小切手です。スイス銀行なのに円建てです。わざわざチェックライターで金額を打っています。きちんと銀行渡りの線引きがされています。注目はサインの横にしっかりと押印があること。スイス銀行の小切手なのに、パッと見どこかの信用金庫かどっかの小切手みたいにしか見えません。

スイス銀行の小切手なんて見たことないので知りませんが、あまりにも違和感を感じたものでつい……。ふたたび合掌。 

▼そんな第2話を楽しく紹介している自由ネコさんのブログはこちら▼

jiyumemo.hatenablog.com