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バースデー婚

元プロゴルファーの宮里藍さんがご結婚されました。おめでとうございます。

しかも、バースデー婚、つまりご自身の誕生日に結婚されたそうです。

おめでたいところに冷や水をぶっかけるつもりも、冷や麦をぶっかけるつもりもないのですが、結婚相手の男性はどエラいハイリスクな選択をされたもんだと思わざるをえないのです。言い方がまだるっこしいですね、バースデー婚なんてめっちょこハイリスクやんって言いたいのです。

人間は完璧ではありません。特に記憶力というのは年々へろんへろんになっていくものです。脳科学的にはそんなことはない!と言われるかもしれませんが、年齢を重ねれば重ねるほど、間違いなく記憶力は減退していきます。私が生き証人です。これほど確かな証拠はございません。記憶力なんてのはあやふやなものなのです。

さて、バースデー婚の話です。バースデー婚をした夫婦において、夫が結婚記念日を忘れるということは、同時に妻の誕生日を忘れるということになるのです。結婚記念日を忘れるだけでもゴルフクラブのドライバーで折檻されること間違いなしだというのに、嫁の誕生日も同時に忘れていたとなると、ゴルフクラブのドライバーとアイアンで同時に折檻されるほどの罪深きことになるのです。

「僕は絶対、忘れない!」と言われるかもしれませんが、先ほども申し上げたとおり、人間の記憶力ほど不確かなものはありません。何かの拍子で1日勘違いしていたなんてことが起こりえないとも限らないのです。

要するに、バースデー婚というのは、夫にとってはものすごくハイリスクです。対面が字牌を4回ポンしているというのに、初牌の中を切るのと同じぐらいのハイリスクです。相手が哭きの竜であったなら、間違いなく「あンた、背中が煤けてるぜ……」と言われて、ロンされて、ハコです。

どうしてもバースデー婚がしたいというのであれば、夫の誕生日に結婚しましょう。本当にどうしようもないボンクラさんでも自分の誕生日ぐらいは覚えているでしょうし、妻が結婚記念日と夫の誕生日を忘れたとしても、少なくとも夫にダメージはほとんどありません。「あ、そうだった。ごめんね〜」ぐらいのもんです。妻も結婚記念日を忘れていたイコール夫の誕生日を忘れていたとなるので「どうして結婚記念日を覚えてないの!」と夫にブチ切れるわけにもいきません。つまり、きれいに丸くおさまるのです。

ちなみに、うちはリスクヘッジ型バースデー婚、つまり夫の誕生日が結婚記念日です。合掌。