ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

この鬱がすごすぎる

うさばら氏さんの『この鬱がすごい!』というブログを最初の記事からずっと読んでいます。一番最初の記事はこちら。

www.konoutsu.com

「鬱が爆発した」という衝撃的なタイトルで始まる記事。そして、ブログは毎日、少しずつ、この2018年5月23日に近づいて、今日の記事がかなりのクライマックス(?)になっています。

www.konoutsu.com

今日の記事に至るまでの流れをきちんと読んでいるので、これは自分でもメンタルげしょげしょになるなぁと思わざるを得ません。まだ未読の方がいらっしゃれば、ぜひ最初から読み進めてもらいたいと思います。うさばら氏が鬱になっていく過程がとてもよくわかります。さっくりとした文章と味のあるイラストで、それほどしんどくならずに読み進めることができると思います。

ここからは私の経験ですが、一旦メンタルが根本までヤラれてしまうと、なかなか簡単には治りません。「鬱は心の風邪」などという軽い言い回しがあります。鬱を広く知らしめるためにはよい標語なのかもしれませんが、風邪なんてたやすいものではありません。心の複雑骨折ぐらいの言い回しでも軽いぐらいです。

いろいろあるので詳しくは書けませんが、私の場合は鬱ではなかったと思われるものの、メンタルがっつりヤラれてしまったせいで、威圧的に迫られると全く話ができなくなります。電話でも同じです。ガンガン向こうから矢継ぎ早に何かを言われると全く対処できません。耳から聞いた情報をすぐに処理できない感じです。そして、怒っている人、機嫌が悪い人がとにかく苦手で、相手に悪意はないとしても、書類を投げて渡されたりすると、どうにもこうにも不安になって仕方がなくなります。

かといって、じゃあ仕方がないというわけにもいかず、電話の近くにはメモ専用のノートを用意したり、工夫はしているものの、なかなか上手くはできません。

そういえば、優先順位を付けたりするのも苦手になっています。人に何かを言われたら、怖くてついそちらを優先してしまいがち。ひとつのことしかできないのは理解しているものの、同時にふたつもみっつもしないといけないと考えてしまって、これまためっちょこ不安になる。

しかも、期日管理がどうのこうのと言われたところで、もはや何から手をつけてよいのかわかっていないし、日々のルーティンワークだけでもてんやわんや。

前はもっとすっきりといろんなことができていたと思うんだけどなぁ……と思いつつも、こればっかりはもう仕方がないというか、メンタルがっつりヤラれた後遺症みたいなもんだと半ばあきらめて、できることをしようという心境だったりします。

うさばら氏さんは復職に向けて、トレーニングを開始されているとのことで、ほんとに大変だとは思いますが、無理はなさらぬよう。そして、私自身も無理はしないで、ブログに与太話を書いて、楽しく過ごしたいと思います。

正直なところ、一番しんどかった時でも与太話を書いているときは楽しかったし、何かしらの反応があったら嬉しかったので、文章を書くというのは、実はものすごく良いことなんじゃないかと思います。文章を書く力がちょっとでも残っていてよかったなぁと、今になって感じています。

うさばら氏さんのブログ、これから先は効果のあった治療法なども紹介されると思いますので、ますます楽しみに(?)させていただきたいと思います。合掌。