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日本一有名な犬

お正月です。特に深い意味はありませんが、日本一有名な犬は「フランダースの犬」ではないかという結論に至りました。忠犬ハチ公も有名といえば有名ですが、あれは東京に住んでいる人にとって有名なのであって、大阪に住んでいる者にとってはパッと思いつくわけではありません。大阪の待ち合わせといえば、今も昔も「ビッグマンの下」です。

そして、「フランダースの犬」を超える犬はもう存在しないのではないかと思うのです。いかなる犬がどれだけ頑張っても「フランダースの犬」より有名になることはできないと思うのです。

「フランダースの犬」はもともと短編小説です。60ページほどしかありません。原作者はウィーダ、本名はマリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメーと言いまして、女性です。そして、原作は短いので、アニメの「フランダースの犬」はオリジナル要素が満載で、オリジナルキャラクターもぼんぼん出ていますし、原作と違うところも多々あります。アニメの「フランダースの犬」が有名になりすぎてはいますが、まだまだ違う解釈で新しい「フランダースの犬」を作り出すことも可能です。

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江戸川乱歩の「黒蜥蜴」も令和の時代に蘇って、江戸川乱歩が適当に書いて穴だらけだった部分を埋めにいこうとして、別のところに大穴があいてしまって、私設軍隊と武装警察のドンパチを「なんじゃこりゃ?」と眺めているうちに、最後は何を観ているのかさっぱりわからなくなってしまった感のある令和の「黒蜥蜴」ですが、これはこれでおもしろかったので、再放送があればぜひご覧ください。

さて、「フランダースの犬」ですが、もはや犬にこだわってはいけないのではないかと思うのです。パトラッシュが犬ではなく、人間であってもよいのではないでしょうか。しかも、世界で一番かっこいい男性、そう、ディーン・フジオカがパトラッシュを演じれば、新しい「フランダースの犬」の世界を構築できるかもしれません。

適当に思いつきで書いているので、何がなんだかさっぱりわかっていませんが、とりあえず、現代に蘇るパトラッシュ(ディーン・フジオカ)が、天国から持ってきた巨万の富でもって、風車小屋に火をつけた犯人はネロだと言い出した悪人コゼツの子孫に復讐をするストーリーでよいのではないでしょうか。もちろん、登場シーンはクルーザーに乗って頂きます。ディーンにクルーザーはマストです。合掌。