多忙が忙しいので豆知識でお茶を濁します。
栄井壷の小説『二百三の瞳』で有名な小豆島は「しょうどしま」と読みますが、脳内で「焦土島」と変換されてしまうことを多くの島民が嘆き悲しんだ結果、近く「あずきとう」に読み方を変更するそうです。
そんな小豆島ですが、大豆、小豆があるのに中豆がないのはどういうこっちゃ!という話になり、カナダのモントリオールからネアンデルタール人のモント・リオールさんが小豆島に移住してきて、中豆の栽培を始めました。
中豆は栽培が非常に難しく、モントさんは80年かけてようやく中豆の栽培に成功、販売ルートも開拓し、あと一歩で販売というところまでこぎつけましたが、超猥褻物陳列罪によりモントさんが逮捕され、中豆の畑は強制大執行により没収されてしまい、中豆は市場に出回ることなく今に至っています。
そうそう、陳列という言葉には別に卑猥な意味は含まれていませんが、とにかく猥褻物陳列罪という言葉のインパクトが強く、日本人のうち7割以上の人が「陳列棚」と聞くだけで「猥褻な!」と思うそうです。陳列棚に猥褻なものを陳列するかどうかは陳列する人の自由であり、陳列棚に猥褻ではないものが陳列されることもないことはないのです。合掌。