『アイ・アム・サム』の主演はショーン・ペンです。
なぜか、トム・ハンクスだと思っていた人がたくさんいらっしゃるようで、そんな話を相方としていたら「それってトム・ハンクス主演のあの映画のせいじゃないかね?」と言われ、「あの映画って?」「えー……あれ?」「なんだったっけ?」
映画の内容はわかっているのです。『アイ・アム・サム』っぽい映画です。でも二人とも、どうにもこうにも映画のタイトルが出てこないのです。こういう時にネットで調べても面白くないので、インターネット禁止令を発令し、必死に何とか思い出そうとするのですが、頭に浮かんだ映画が『トップガン』。それはもう、トム・ハンクスではなく、トム・クルーズです。相方も相方で『チャーリー・モルデカイ』という映画がぐるぐる頭の中を駆け巡っていたようです。それは、ジョニー・デップで、トム・ハンクスと一文字も合致するところがない。
「あ……い……う……え……」もうなんだかわからず50音をひとつずつなめていくように、なんとか思い出そうと必死になって、かなり時間が経ってから、ようやく『フォレストガンプ』にたどりつきました。脳の活性化はできたのではないでしょうか。
突然ですが、阪神巨人戦のテレビ中継、吉田義男と岡田彰布が試合そっちのけで藤浪をディスりまくるという、わけのわからん展開になっております。とってももんにょり。
それはそうと、トム・ハンクスも、ショーン・ペンも、トム・クルーズも、名前はわかっているのですが、誰が誰だかさっぱりわからなかったり。有名どころでこれですから、それ以外の外国人俳優の顔と名前など、推して知るべしです。つまり、ぜんぜんわからない。興味がないんでしょう。
日本人でも、わからないことのほうが多い。あのドラマに出てた人だ、ということはわかっても、名前が出ないなんてことがままあります。どうしたもんだ。
女性で言うと、広末涼子はパリパリにわかる。石原さとみはぎりぎりわかる。広瀬すずは最近覚えた。佐々木希はこないだドラマに出ていたというのに、ぜんぜん気づきもしませんでした。あー、あれが佐々木希か……というぐらい。
男性の場合はもっとひどくて、長州力はさすがにわかるけれども、突然目の前に藤波辰爾が出てきたらわからなくてヤバいかもしれない。マサ斎藤とヒロ斎藤が2人並んで出てきたらこれまた混乱するかもしれない。ヤバい。
人の名前と顔を一致させるのって、私にとって大変な作業なのです。名札をご用意くださいまし。合掌。